江戸風流 春蝶亭雑記

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2004年01月31日
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内幸町ホールで行われた竹本千歳大夫の演奏会、「深川会」に行く。演目についての簡単な解説があった後、鶴澤燕二郎の三味線で『伽羅先代萩』御殿の段を語る。いわゆる飯焚きの場から、政岡忠義まで、ざっと1時間20分。語り始めてから10分くらいで、千歳さんの顔と頭から汗が噴きだす。つくづく、邦楽の発声は洋楽とは全く別物だと思う。明らかに千歳さんの声は口からまっすぐ前へでておらず、頭蓋骨で共鳴させて発せられている。子供二人、栄御前と八汐の悪人二人をどう語り分けるのかに興味があったので、注意して聞いていた。千松はかなり無邪気に、それに対して鶴喜代君はおっとりと。栄御前と八汐は悪人であることを感じさせつつ、その身分のちがいがはっきりうかがわれるように。八汐がかなり卑屈で嫌みな感じになっていた。

その後、電車で水天宮前に移動して、歌舞伎フォーラム公演「小芝居復活」へ。佐藤さまとの遭遇率が高いと思われたが、今回はお会いせず。
中村勘之丞さんの解説で「歌舞伎に親しむ」の実演。今回は鬘について。頭の型を銅版でとって、毛を植えて土台を作る職人さんと、それを結って仕上げる職人さんがいるそうで。芝居の鬘のちょんまげって、あんなに丁寧に結ってたのねとびっくり。「くせ直し」という、焼きごてで髪のくせをとってまっすぐにする段取があるのですが、日本髪結うときってあれをしなきゃいけないんですね・・私耐えられるかな?澤村伊助さんという、まだ経験の浅い役者さんが、芸者姿での踊り『俄獅子』を披露。「勉強させていただきます」という言葉の通り、まだ足下がしっかりしていない。でもこうやってたくさんの人の前で踊るのが良い経験になっていくのだ。がんばれ伊助さん。
次は中村京紫さんが『英執着獅子』を踊る。あでやかな傾城姿で登場、衣装を変えながら、振り鼓や扇獅子を手に軽やかに踊る。石橋物なので、途中一度引っ込み、赤い毛を付けて登場。女形のはなやかさ、美しさを備えながら、りりしい毛振りをする。さすが京屋の女形、女らしく、美しく。
そして女流義太夫ではお馴染の『壷坂霊験記』を歌舞伎で上演。お里は中村歌女之丞さん、あんまの沢市と遊び人鴈九郎を中村又之助さんが早替わりで務める。一言で言うと、何だかミュージカルみたいな娯楽作品になっていた。これが小芝居の味わいというものだろうか。義太夫を多く入れながら、その糸にのって人物が話したり、踊りのような所作をしたりが多かった。いやもう、互いを思いあうあまり谷底へ飛び込んで死んだ夫婦が、壷坂観音の霊験で生き返り、見えなかった眼まで見えるようになるという、リアリティのないめでた尽くしの演目なのだが、視覚化するとやっぱり・・あれですねえ・・。観音様が出てくるところは、「これはこういうお約束なんだ」と自分に言い聞かせないと、笑っちゃうかも。又之助さん、悪人と善人を演じたわけだが、すごく味わいのある役者さんだった。

帰宅して、夜遅いニュースで、落語家桂文治さんの死を知る。古典落語を聞こう、と思い立って、初めて行ったのが文治さんの一門の会だった。女性の落語家・桂右団治さんをはじめ、お弟子さんがしっかりした古典落語を演じていて、ああ、いいお弟子さんをたくさん育てているんだなと思った。江戸ことばについての本も書いていて、私にとってはとても有難い内容だった。もうあの、近所のおじさんにしかられているような口調の、江戸前の落語は二度と聞けないのだと思うと、とても悲しかった。






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最終更新日  2004年02月06日 07時49分49秒
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