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2009.07.13
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カテゴリ: 物語、童話、詩
「たくみー昼から雨が降るって言ってるから傘持っていくのよー」

お母さんがたくみに言いました。

たくみは傘を持って慌てて学校へ行きました。

たくみは学校で授業を受けて休み時間、空を見ていました。

「今日は雨が降るんだよー。みんな傘持ってきた?」

「今日全く降らないって言ってたよ」

「じゃー今日雨降らなかったらたくみが掃除当番するんだぞ」

「いいよ。絶対降るから」

でも給食を食べ終わっても全然雨が降りません。



「たくみ、それじゃー掃除頼んだぞー」

とみんな帰っていきました。

たくみは一生懸命床を磨き、机を運んでやっと掃除が終わりました。

家に帰ると天気予報のお兄さんが

「今日はすみませんでした」

テレビの前で言っていました。

そして、また次の日も次の日もお兄さんは謝っていました。

「全然あたんないじゃないかこのお兄さん」

段々たくみは腹が立ってきました。

「そうだ、いい事考えた。お兄さんの言っている事と反対のことをすればいいんだ」

それから、たくみはお兄さんが



今日は一日中晴れるでしょうといえば、傘を必ず持って行きました。

そうするとたくみの天気予報は必ず当たりました。

みんなたくみの天気予報は当たると言っていつもみんなから夕方電話がかかってくるようにな

りました。

たくみは鼻高々です。



す。

たくみは

テレビ局に電話しました。

「天気予報のお兄さんおろさないで。お兄さんが予想した天気予報と逆のことをみんな

に伝えればいいんだよ」

テレビ局は慌ててお兄さんをまたテレビに出しました。

すると当たる当たる。たくみもお兄さんの言うとおり天気予報を聞いて

みんなに言

いました。

「実はね。あのお兄さんの天気予報必ず当たるんだ」

みんなが

「この間まで全然当たらなかったよ」

「いいから、いいから、必ず当たるから」

と言ってみんなお兄さんの天気予報のとおりにしました。

みんなが

「よく当たるね。お兄さんの天気予報」

そして次の日お兄さんがテレビで

「実はこれだけ当たるのは秘密があるんです。たくみ君に助けられました」

と言って、たくみはうれしくなり嫌いだったお兄さんがすごく好きになっていました。

見方を変えれば嫌いなものも好きになることがあるのです。

おしまい






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最終更新日  2009.07.13 06:48:24
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