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2007年09月20日
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カテゴリ: お勧めBOOK
午前零時の玄米パン 2003.4/単行本237p

◇内容◇
伝説の赤い糸をたぐったならば先っぽに「スカ」と書いた紙がぶら下がっているのでは、と怯えていた私にもついに運命の人が現れた!と思いきや…。はたまた社会人一年目、めったに穿かぬスカート姿で鏡の前に立ってみたら…。暴れん坊の幼少期、冴えない青春の日々、ビックリ続きのOL時代のあれやこれやの短編集。


*************************************
今まで、群ようこさんの本を数冊読みましたが
出発点となった、 無敵のデビュー作 というのを読んでみました。

飾らない、ざっくばらんな性格が好感を持たれるんだろうなぁ~ という感じです。

ちびまる子ちゃんのように、幼いときの話や就職したときの話を面白く書いています。
というか。面白かった日常のあれこれ書かれていて読んでいて笑いがでます。

あとがきに、 「このデビュー作を読むととてつもなく恥ずかしい」 とありましたが納得(爆

★★★☆☆

*************************************
あと、一冊紹介です。同じく、群ようこさんの 『ネコの住所録』
動物好きの群さんがご近所の犬や猫や飼っていた生き物について書かれたもので、私が一番心に残った話しが群さんが赤ちゃんの時のお話。

イラストレーターというほぼ自由人のような仕事の父親が、歩くこともできない老犬のシェパードをおんぶして帰宅。内職でなんとか家計を支えている母親も犬の目をみたら追い出すこともできず、押し入れに住まわせました。4畳半のアパートに3人とでかい犬。散歩は、大家にみつかるといけないので、夜中におんぶして出かける始末。

この内容だけでも、 父親スゲ~っ びっくりて感じですよね。
公園で ボ~っ としてたら、縄でつながれて誰も迎えにこない大型の老犬発見。
1日たっても誰も来る気配もないので、ってひろってくるなんて。。。

人の家に犬が住んでるというより、犬小屋に人が3人も住んでる状態。。。

この、のみだらけの不潔な歩くこともままならない困った犬も、
2ヶ月後に押し入れでなくなったそうです。。。



コレを読んで、最後いい人に拾われて良かったねって泣けました。。。
午前零時の玄米パン でもさらっと出てきますが、詳しくは書かれていません。。


いい話もありますが、引いたお話もあります。話しというか群さんの感じ方でしょうか。

ピーちゃんは、言葉を覚えたくって母親やようこさんの肩にとまっては「新しい言葉を教えて」って言わんばかりに、顔をつつくかわいいインコちゃん。ある日、母親の肩にとまろうとして煮えたぎった鍋に落ちて死んでしまったらしいのです。

そのあとの、群さんの言葉で私はちょっと嫌いになりました。
「小鳥にあんまり言葉を覚えさせなかったら良かった」 というものでした。


小鳥のそういう事故死は、飼い主の責任であって、ピーちゃんの言葉を覚えたいという気持ちは関係ないはず。そういう問題ではない。読んで、とても腹立たしく感じました。

ざっくばらんでおおざっぱ、飾り気がないのもいいですが
あまりのだらしなさだと、あきれて読む気も失せるというモノ。。


考え物です

しかし、何か読んでみようかなっという時とか、群さんの本ははずれがなくていいと思います。
とっても、たくさん本を出しているので古本屋でも必ず見つけられるでしょう。





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最終更新日  2007年09月20日 17時32分09秒
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