マナーの大家といえばエミリー・ポスト。 彼女はこう言った。 “Manners are awareness of the feeling of others. If you have that awareness, you have good manners, no matter what fork you use.” (マナーとは他の人の気持ちを察することです。そういう察しがあれば、あなたはマナーの持ち主ということになります。どのフォークを使うかどうかは問題じゃありません) と同時通訳風に訳してみた。 ここで皆さんと一緒に考えてみたい。 アメリカ大統領のファーストレディといわれたローラ・ブッシュにはマナーがあるだろうか。 今、手元にあるTIME(Oct,8,2007,p9)のトップニュース(Briefing)に、ローラ・ブッシュが怒って国連総会の席を立つ連続写真が載せられた。 イランのアマネディネ・ジャド大統領がチラッと彼女に一瞥している。
snubは、無視に侮辱が加わっている。 「鼻であしらう」のがsnub。 原義は「短くする」だ。 タバコをもみ消すことをsnub(out)という。 イラン大使にローラはそれをやったのだ。 TIMEは彼女の行為を「非外交的で、筋金入りの不作法」と酷評した。 使われた英語は、The Snub. Laura Bush’s undiplomatic act offers a lesson in principled incivility. 通常 principled civility は「品格」として用いられるが、in がついたので、まさに「不粋」そして「品格の欠如」ではないか。(続く)