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2007年10月27日
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カテゴリ: カマキリ物語
哀れカマキリは、川辺の近くの路上で車にひかれて死んでいた。
カマキリの自殺。と周囲は判断した。
それは、マインド・コントロールによる自殺だとは知らずに。
犯人のハリガネムシは、最終宿主のカマキリの亡骸を背に、這うようにして川辺へ向っていた。
ハリガネムシは600個くらいの卵を産んだ。
カマキリの3倍の数だった。
カマキリの卵嚢(らんのう)から這い出した200匹の半分は、天敵に食われてしまうという。
半分は食われても、残りの半分は残っている。
ユダヤ民族は、この多産という生物学的知恵を用いた。

もっと恐ろしいのは、ハリガネムシという水中生物だ。
ハリガネムシの卵は、ウスバカゲロウの幼虫に食われる。
そのウスバカゲロウが、成長期を水中で過ごし、水面から這い出して、不完全変態を終え、ウスバカゲロウの成虫となる。
ウスバカゲロウの腹の中で、最終宿主のカマキリの出現を待つ。
待つ我慢ほど恐ろしいものはない。
追うのは簡単。
戦術で十分。
しかし、「待つ」のは難しい。
これが戦略。
カマキリの戦略は、変態(カムフラージュ)、そして「待つ」ことに長けたif思考。
その天敵のハリガネムシは胆略の持ち主だ。(火の巻 終わり)
明日から前代未聞?の連載開始!

YouTubeにあったハリガネムシ動画 『ハリガネムシ!?-衝撃的...一見の価値あり。』





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最終更新日  2007年10月27日 09時13分04秒
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