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2026.04.18
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カテゴリ: 将棋


1995年に発売された高速思考 将棋皇は従来の将棋ソフトにありがちだった、長考癖を高速チップにより解消したとうたって発売されたスーパーファミコンの将棋ソフトの一つである。4人のキャラクターと対戦する形式で、同時期に発売された将棋・麻雀と比べると対戦相手の特徴がアニメ風作画と紹介文で示されているのが好感が持てる。ちょっとしたことなのだが、やはりコンピュータとの対戦だと味気ないので、模擬キャラクターがいたほうが親しみが持てるのである。現在練習モードを後手番で対戦し、今回は2人目の持田竜一との対戦。時折、月下の棋士の主人公のようなセリフを放つ。これに限らずこのソフトで登場するキャラクターは他のソフトのキャラを借りたのではという感じが否めない。

前回までは​ こちら ​

先手:将棋晃 持田
後手:私
▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △8四歩    ▲2五歩    △8五歩
▲7八金    △3二金    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩
▲3四飛    △8八角成  ▲同 銀    △2五角 ▲3二飛成   △同 銀
▲3八銀    △3三銀    ▲1六歩   (第1図)

早指し二段森田将棋同様、このソフトも横歩取りの定跡はある程度入っていて、 横歩取り△2三歩型 の進行となる。先手が横歩を取ると後手は角交換後△2五角と打ってくる。ここで先手は▲3二飛成と飛車を捨てるか、▲3六角と飛角交換となるかが大きな分岐点となる。21手目となる▲1六歩以外にも▲7七銀、▲4五角、▲6八玉、▲6九玉などの手がある。

第1図(▲1六歩まで)



第1図より
△2六飛
ここで横歩取りの定跡では△1四歩、△4四歩、△2四歩が有力なのだが、もう昔の定跡なので忘れてしまったのだろう。△2六飛とした。この手は上記の3手に比べると損な手だ。

▲3六金    この▲3六金も疑問手で▲1七角、▲3五角、▲2七歩、▲3六歩などが有力なのだが、横歩取りが得意な早指し二段森田将棋ではどう指してくるのか興味深い。▲3六金以下△同 角▲同 歩 △同 飛  として第2図となる。

第2図(△3六同飛まで)



第2図より
▲3五歩    ここでは▲2五角と▲4五角が有力である。
△8六歩    ▲4五角    △2六飛
▲2七歩    △2五飛    ▲6三角成  △3五飛    ▲7七金    △8七歩成
▲5八金   (第3図)

第3図(▲5八金まで)



第3図より
△6八金    ここでは△4八金としていれば簡単に詰んでいた。本譜の△6八金では▲4九玉~▲3九玉と粘られてしまう。
▲4九玉    △5八龍    ▲3九玉    △4八金
▲2八玉    △3八金    ▲1八玉    △2八銀    ▲5三歩    △2九金
▲5二歩成  △同 金    ▲3八歩    △同 龍    ▲4二馬    △同 銀
▲6二角    △同 銀

まで62手で後手の勝ち。

短手数で勝てたのはいいのだが、定跡を外したほうが勝ちやすいというのはスーパーファミコン時代の将棋ソフトにありがちな話である。次は3人目の鳥山陣馬と後手番で対戦する。





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最終更新日  2026.04.18 10:07:56
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