釣り人からの嫌われ者、フグ。
餌はとられる、ハリスはかみ切る・・
全くもって、迷惑なヤツ・・
でも、何故か料亭に行けば高級魚(トラフグ)。
しかし、何も告げられずこの魚を出されても、果たして、直ぐフグと分かる人が何人いるだろうか・・?
自慢じゃないが、私は分からないです。
多分、カワハギ(同じフグ目)の薄作りに混ぜられても、分からないと思う。
以前寿司屋に行ったときの話・・
取りあえずお任せで握ってもらい、その後に一品ずつの注文。
ふと目に入ったフグ・・
私 「おやじさん!これ握って~!」
板前 「一番最初に食ったよ!」
私 「記憶にね~な~~(笑」
板前 「(笑)みんなそう言うよ・・」
所詮、人間の味覚なんて、そんな物である。(いっしょにするなって?)
話がそれましたが・・
このフグ、そもそもの名前の由来が、「腹がフクれる」から来ているそうな・・
もう一つの説、
膨らんだときの姿が、瓢(フクベ=ヒョウタン)に似ているというので、「ふく」→「ふぐ」になったとか・・
ふぐを漢字で書くと、「河豚」・・・「豚」は分かるが、何故海にいるのに「河」なのか・・?
中国では、川にふぐがいるので、河の豚と書いてフグと読む。
漢字が日本に輸入されたとき、
海の魚なのに、河の豚はおかしいという意見もあり、海豚にしようとしたが、
既に海豚(イルカ)という字があったので、やむなくそのまま「河豚=フグ」にしたという話がある。
しかし、何故イルカが海の豚なのかも、チョッと疑問だが・・・
河豚を釣ったことがある人は分かると思うが、
あの異常にふくれる腹、体重の2~4倍の水を飲み込むそうな・・
その飲んだ水は、胃にある膨張嚢と言う薄い袋にため込まれるのだが、
膨らんだ腹をへこますとき、水だけ排出して、胃の中の餌はちゃんと残すという。
何とも器用って言うか・・・^^;
ちなみに、フグがふくれる理由として、
自分の体を大きく見せて、外的から身を守るためだと一般には言われている。
さて「フグは食いたし、命は惜しし」でお馴染みのフグの毒。
ご存じとは思うが、「テトロドトキシン」と言う猛毒。
どのくらい強いかというと、青酸カリの1000倍の強さ
成人の人間の致死量は、0.48㎜g
0.48ってどの位?と聞かれても、ちょ~少ない~~みたいな・・
因みにこのフグの毒、
生まれたときから有るわけではなく、生後の食物連鎖によって、形成されると言われている。
その証拠に、養殖のフグには無毒の物が多いという。
もっとも、まだ不明な点も多いらしいが・・・
釣り人には嫌われ者のフグ、
でも、水槽で飼うと可愛いんだよね~
見ている分には癒し系なんだけど・・・