映像記録

< 新しい記事

新着記事一覧(全344件)

過去の記事 >

2023年03月25日

２１ブリッジ（2019、中国/アメリカ）

カテゴリ：洋画

◆メーカー
インターフィルム

◆監督
ブライアン・カーク（初視聴、映画は初監督みたい）

◆再生時間
99分

◆原案
アダム・マーヴィス

◆特典
予告編のみ

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
なし

◆印象に残った人、キャラ

感想。

監督のお名前は存じ上げなかったけれど、結構私が見たいと思ってたドラマの監督をされてて、ちょっとだけ期待値アップ。この作品が映画は初めての監督作のようなのね。タイトルを知らなかったのでレビューも全く見てないし、この作品がどのように評価されてるのかも知らない。余計な基礎知識入れちゃうとそれに引っ張られちゃうからね～。なのでまっさらな状態で見る。いざ視聴。

も～黒人さんの顔は区別がつかん。よほど特徴があるかもしくは私がはっきり顔を覚えてるかしないと、誰が誰だか全くわからんちん。最初の事件で二人組のうちの一人が主人公かと思っちゃった(^_^;)。でもその後に事件現場に現れて、あ、違うわってなったぐらい区別がつかん。勘違いする人はいないと思うけど、絶対馬鹿にしてるわけではないことはご理解ください。と言うか反対の立場だったら、アジア人は区別がつかんって感想書いてるかもだしね（笑）。

う～ん正直そこまで面白いってわけじゃないけど、なんか集中して見ちゃう。主人公がものすごいスマートで、頭の良さを感じられる。だから見てて心地良い。頭の良い人って筋道立てて考えるし、理路整然としてて他の人にもわかりやすく説明する。今回の主人公はわかりやすく説明するの部分はまだ未知数だけど、最初の2つの時点で自頭が良いんだろうな～って感じ。『スコーピオン』ってドラマは天才集団のはずなのに、そうはならんやろってことが多すぎてものすごい不快だった。それと比べたら雲泥の差。天才ではないかもしれないけど、頭は良いってところかしらね。

映画のタイトルがなぜ『21ブリッジ』なのかは途中でわかるんだけど、マンハッタン封鎖のほうがわかりやすくてよかったかな～。どれだけ大規模な作戦かっていうのもわかるし、タイトルだけで何が起こるのかっていうことが容易に想像できる。あ～でもマンハッタンに住んでる人なら21個の橋っていうタイトルで察することができるんかなぁ。でも万人向けにするならやはりここはマンハッタン封鎖のほうが良いと思うんだよなぁ。

なんか犯人も警察も不運すぎるけど、これってもしかして罠なんかな。そもそも伝えられてた量が違うし、そこにピンポイントで警察がやってくるってこれは偶然なのか？。それに超優秀な逃し屋のところに警察が乗り込んでくるのも怪しい。どこから情報が漏れた？。あとFBIはろくなことせんな～。まあ自分の思い通りに行かないのが気に入らないんだろうけど。でもイメージとしてはCIAよりはまともだって思ってたんだけど？。まあ映画であって現実ではないから本当のとこどうなんだろうね～。

え、なにこれ。運の悪い人の話？。最初の犯人、警察、そして料理店の人。なんでそこでいきなり現れる？。そのおかげで撃たれて死ぬし、犯人も主人公に撃たれて死亡。なんかいかにも主人公補正って感じの漫画とか小説とかあるけども、これはその逆を行く感じ。とにかくみんな運が悪い。主人公は流石にそんなことないけど、と言うかぴか一の才能で犯人をどんどん追い詰めていく。う～んこの映画の意図がようわからんな。

最初のシーンからすると犯人を射殺するのどうのっていうのがいかにもフラグ臭いんだけど、あっさり一人目射殺。ま、これはお互い銃持ってるし一般の店舗に押し入ってるから仕方ない部分はあるかな。となると二人目の犯人が重要な役割を担ってるのかな。しかしだねいま半分まで見た感じ、これ以降は盛り下がるだけのような気がするな～。予想が外れることを期待する。

んで、料理店だが肉がいっぱいぶら下がってるんだけど、そのお肉ほとんど緑色なんですけど、もしかてこれカビ？。お肉自体は１/４程度緑色なんだけどでもほぼ、と言うか全部？。たしかにお肉は熟成させたほうが美味しいとは聞く。しかし全部緑色味がかってるってことはわざとそうしてるのか、もしくはもともとそんなお肉を仕入れてるのか？。とにかくこれ見たらお肉食いたくね～。もともと肉は苦手だからそんな頻繁には食べないけどさ～。てかきれいな肉に変えればいいのにね(^_^;)。

二人目の犯人は犯罪を犯したとはいえちょっと可哀想だったな。撃った人もあの状況では仕方ないとは言えなんで撃つんだよ～ってなっちゃったもん。それが仕事だから当たり前の行動しただけなんだけどね。でもどうにかならなかったのかな。善人ではないけど、色々境遇が違ってたら善人になれた可能性のある人だったのに。

でねこの映画は犯人逮捕して終わりって単純なストーリーではなかったのです。最初からのシーンの謎がここで繋がるのですね～。最初はただの運の悪い人たちの話だとばかり思ってたから（あながち間違いではないのかもしれない）、途中でありきたりだな～って思って興味が削がれかけたけど、後半に入ってからの怒涛の展開。まだ最後まで見てないから断言はできないけど、今の時点ではこの映画見て良かったな～って思いますです、はい。

この主人公かっこいいな～。優秀なだけじゃなくて（頭の良さももちろんだけど銃の上手さもピカ一）、正義の人。こんな人ばかりなら警察も信用できるのにね。日本の警察は優秀と言われてきたけれど、今の警察ってそこまで優秀なのかな。よしんば優秀な人が少なくなったとしてもそれは良い。最近では警官の事件をよく耳にする。それだけ程度が下がってるみたいだけど、それって悲しいことだよね。本当に市民を守りたいって思ってる人は一体何割いることやら・・・。

んで評価としてはとても良かった。上で色々書いたけどほんとすみませんって感じ(^_^;)。さすがに満点とまではいかないけど、知ってる人が一人も出てない作品にしては期待に反して見てよかったな～と思わされました。ただタイトルはやはりマンハッタン封鎖のほうが良いと全部見ても思う。

この監督さんは『デクスター』のシーズン4のみ監督されてるらしく、もともと『デクスター』は見たかったこともあり、期待値爆上がりですね～。まあ見るのはいつになることやらって感じですが。素直にこの作品は人におすすめできるかな～。ただ他の人の評価はあまり芳しくなく悲しいところではあるが。私の感想を読んで見てみたいと思った方がいると嬉しいな。いじょ。

最後に一言。
エンドロール長すぎやしませんか？。全部で99分だったから50分ずつ見たけどさ、まだ時間いっぱい残ってるのにエンドロールなって失敗した。エンドロールの時間は本編に含めないでほしいな～。