| ■ ■ ■ 宝酒造 株式会社 ■ ■ ■ |
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| 〈沿 革〉
大正14年、伏見区竹中町609番地に宝酒造株式会社は誕生しました。当時の酒銘「松寶」の造石高は1300石程度でした。 一方『清酒之精華松竹梅』の誕生は大正9年、灘・魚崎が発祥の地。当社が松竹梅酒造を設立し製造を始めたのが昭和8年です。 松竹梅は古来中国において「歳寒三友」と称され、祝賀・瑞祥の意を表します。清酒松竹梅はその品質と独自の慶祝路線で、現在まで飛躍的な成長を遂げてきました。 その間、昭和58年に米国宝酒造株式会社を設立、昭和63年には伏見に四季醸造蔵を建設しました。また平成3年、「松竹梅焙炒造り」を発売、新たな技術による新品質清酒を世に送り出しました。さらに平成7年には、創立70周年を機に酒生活文化研究所を新設、「お酒が人にできること」に関する多角的な研究を展開しています。 〈現 況〉 当社は、「自然との調和を大切に、発酵技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します」の理念のもと、企業活動を進めています。現在、酒類・酒精・調味料・食品・バイオ・海外の各事業部門を有し、社業は順調に発展しています。 90年よりスタートした3年ごとの中期経営計画で風土革新、業務革新、事業革新を全社テーマに取り組み、大きな成果をあげてきました。 業界トップの商品は宝焼酎、タカラCANチューハイ、タカラ本みりん、紹興酒と多彩であり、松竹梅は約50000klで4位。またバイオについても、専門紙の評価で「横綱」にランクされています。 今後は、さらなる顧客重視、技術重視を基本方針とし、酒類をマザービジネスとして着実に発展させる一方、環境を経営の中枢に取り入れ、バイオや海外事業の飛躍で21世紀型優良企業をめざしています。 |
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