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家が出来上がって気が付くワリと不便なこと。あんなにコンセント付けた筈なのに足りないじゃん!これは数が不足しているのではなく、必要な所に設置してないからです。コンセントの数は見積もり段階で1室何箇所、と、設定してありますが詳細設計をしているなら別ですが、ほとんどは部屋のこのあたり、、、程度の表示です。コンセントは位置を自由に設定できますから、その部屋の使い道によって、家具の大きさなどによって、予め位置が決定できるものは決めておきましょう。新築や改築で折角綺麗に出来た部屋を延長コードが這いまわっているのはちょっと見苦しいものです。出窓の横に、出窓のカウンターと同じ高さ程度にコンセントがあればカウンターに乗せたスタンドや電源が必要なちょっとした置物など使い勝手は便利です。つまり、間取りを考えると同じように、電気製品の配置も設計時にきちんと考えておくと無駄なコンセントは必要なくなります。大ざっぱに計算して全部で40箇所のコンセントがあったとします。(防水コンセントやアース付きを除いた通常の2口コンセントとします)設置工事費が1箇所当たり4000円とすると16万円です。ムダにコンセントを増やすのではなく、効率よく配置することで1万円でも2万円でも節約することが出来ます。建築工事費というのは、小さな材料費や取付費の集合体です。1000円だからいいや、、、と、思っていると、あっという間に「何でこんなに?」というくらいに金額が増えてしまっているときがあります。一部屋、一部屋ごとにコンセントの設置高さや間隔を指示しても問題はありません。出来上がってから使いやすいように考えておきましょう。
2007/01/22
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