PR
Free Space
Freepage List
Keyword Search
日本のカミキリムシの中では、ゴマダラカミキリやキボシカミキリに並ぶ有名どころのカミキリの一種です。
和名は「白筋天牛」で、翅には白い筋が入っていることに由来します。
写真の個体ではその筋が黄色味を帯びたクリーム色となっており「白筋」と違うんかい!!とおしかりを受けそうですが、幕に止まって翅を広げてこれから飛び立とうとしているのでわかるように、この個体は生きています。
実は、「シロスジ」の名前は、死んだ後の標本によって名づけられたものとされており、生時の色は写真のように黄色くなるのが本来の姿です。
生き物の世界には、死んだ後の姿をもとに分類されたり命名されたりする種も多く含まれており、改めて生体が確認されたとき、大きくかけ離れた姿に驚きを隠せないものも数多くあります。
よく知られている例では、魚類のデメニギスの眼は実は裸で飛び出ていたわけではなく、ドーム状の覆いで保護されていたとか、軟体動物のタマノミドリガイが貝殻だけで記載されたとき、二枚貝として記載されたのが、生体が見つかったら二枚貝のような殻を背負ったウミウシに近い巻貝の仲間だったとか、いろいろ挙げられます。
これらに比べれば、筋の色が少し異なるくらいかわいいものと言えなくもないのですが、子供たちにも人気のメジャーなカミキリムシであるがゆえに、色々と残念なところも否めません。

Calendar
Comments