カウアイにやってきたCAガール
ムービーツアーでガイドをしてくれた Miss T
カリフォルニア・ロング・ビーチ出身というだけあって、
太陽そのまんまもってきたような女子。
明るいし、声もおおっきいし、まぁ・早口。
こんなハリウッド系ツアーには、ぴったり！の彼女。
多分、平均以上によくしゃべり
よく笑う人だったんじゃないかしら。
途中から、あまりの速さについていけなくなり、
ヒアリングのテストをしているような
気分になってしまったのは・・・わたし！
脳みそがぜぇぜぇしていたもの。。
そんなTに、散歩中に質問をした。
”なんで、ロングビーチからカウアイに移ることに
したの？”
こんな、プラベートな質問して、まずいかな・と
ちらっと思うすきもなく、また、弾丸のように
しゃべりだす彼女。
”３０歳になったときね、何もしてないな・って
思っちゃったの。
大学でても、ディプロマ使うわけでもなく
ショップで働いてて。
もちろん、妹と、あと、パパたちが、先にこっちに
きてた・ってこともあるんだけどね。”
ふむふむ、そっか。で、終わりかと思ったら、
”それでね、私、ぜーーーんぶ、手放してきたのよ。
家具とか生活品、服、本、ぜんぶ、全部、ぜーんぶ
1ドルセールで売ったの。
で、午後に売れない分は、あげちゃった。
こっちにきたときは、箱二つだけもってきただけよ。
もう、あのときは、本当にサッパリしたわ！！！”
ええっ！？ ＠＠；
聞くのはたいしたことないけど、大変なことじゃない？？
そばで聞いてたおばさんも、突然会話にくわわり
”よくそこまでやったわね・・”と
えらく驚いていた。
ほんと、勇気に、パチパチ・・！
そんなTも今では；
”もちろん、今はどっさり物がたまっちゃって、
しかも、ベイビー（彼）が外から物を拾ってくるのが
好きなもんだから、なんだか、分からないものものまで
いっぱいよーー。”
と、至って幸せそうである！
そう、何もかも手放して、一から始めたTに
カウアイは、ステキなプレゼントをくれたみたいです。
私も手放してみようかな・・・
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