ひーとん校長の広場

ひーとん校長の広場

PR

×

Profile

ひーとん校長

ひーとん校長

Calendar

Archives

October , 2026
September , 2026
August , 2026
July , 2026
June , 2026

Free Space

設定されていません。

Category

February 2, 2004
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
すこし遅く起きた朝はとても寒くて


雨か…。
今日は雨の月曜日。
カーペンターズのそんな曲を思いだし聴いてみた。
いま、70年に作られたカーペンターズソングが流れてる。
部屋の中にいるけど、なんか世の中が静かな日だ。

2日前に見たオフィス・サエ公演
『少年の森の物語』というお芝居のことを書きます。


日本人のお父さんと日米ハーフのお母さんとクォーターの兄妹の家族が軍当局警察や町中から差別にあっていた。子供達は外人、スパイ呼ばわりされ、学校で酷いイジメにあっていた。登校拒否になり、進級もできないと先生からも見放され、父親も学校に抗議に行くが、相手にされず、逆に「大和魂がないからイジメられる」とつき返された。両親も、少年にもう学校には行かなくて良いという。
お父さん、お母さん、少年、妹の全員が深く深く心を傷つけられていた。でも、少年は家族の深い愛情に支えられ、森という雄大な自然の中でたくさんのことを体感し少しづつ心が回復していく。森と向かい合う中で将来生物学者になりたいと夢を持つようになる。森は少年にとって師となり、何もかも忘れて没頭できる学びの場になっていた。

というあらすじですが、見ているお客さんにはその原作の小説を読んでいるような不思議なお芝居のつくりになっていました。
舞台は殺風景で年期がはいったコンクリートの打ちっぱなし、初めは灰色の薄暗い倉庫にいるような感覚でした。
芝居がはじまると、シーンごとにその空間に場景が浮かび上がりました。その灰色の空間に映った映像じゃなく、より立体的で本当のその場所があるようでした。戦争時代の誇りっぽい上野駅の土の匂いも嗅いだような気がします。森の緑の深さに目が癒されて、空気がおいしく、少し湿った落ち葉のにおいも混ざっていました。タンポポの綿毛があたりに舞って綺麗だった。本物では見たことのない原色の美しい羽根の蝶が少年の指に止まったり。雪のようにみえる雪虫?綺麗だったけど吸い込んだら怖いので息はこらえてました。

少年や家族の痛々しい心の傷と対照的に自然の美しさに私も癒されました。
題材はいじめ、差別、現代も抱えている大きな社会病理でしたが、深く心にのこる作品になりました。私もこのような事実をしった上で何か出来る事を考え行動して行きたい。
演出プロデューサーの露川冴さん、凄い人でした。
冴さん、私も頑張ります。また見にいきます。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 2, 2004 01:45:02 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: