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May 21, 2004
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台風一家が去って、まるで夏の日のような真っ青な空。


私が18歳の夏に、父の勧めで初めての海外に行かせてもらった時のこと。場所はハワイのマウイ島。古い歴史のある港町、ラハイナです。直行便がないせいか、その当時はワイキキのように日本人はあまりみかけなく、のどかなパイナップル農園や渓谷がたくさん残る島でした。父は今も昔も開けた人で娘のひとり旅の心配など一切せず、ホームステイ先の住所と名前の書かれた紙を渡し、ポンと背中を押してくれました。
私はたった一人で!?生まれてはじめての未知なるひとり旅へ期待と不安でいっぱいになりながら出かけていきました。

私は瞳に映るものすべてがフレッシュな生活のなかで、そのステイ先の家族の息子(3才年上のアメリカ国籍の日本人)の彼とドラマのような恋に落ちたのです。I’M IN LOVE!←きっとこんな感じでした。常夏のハワイの恋は浮気な心?と心配されそうですが、とても真面目で今思えば純真な恋愛でした!(笑)
そして、夏の終わりとともに、1ヶ月間のホームステイも終わり、空港での涙の別れをして、いつもと変わらない学校の二学期がはじまりました。

教室の風景や友達や日常の時間は以前と変わらず、もちろん私の容姿も同じだったと思います。でも中身が明らかにかわっていました。私ができている原料がピーナッツバターとミルクと小麦粉だったのが、クランベリーとラム酒少々とゼリーになったような???そう、ちょっぴり大人になったんですね。

私は彼からのエアメールをいつも待っていました。郵便屋さんのバイクの音が聞き分けられるほど、首を長くしてラブレターを待っていたのです。
朝、起きて手紙が届きそうな予感がした日は不思議に手紙が送られてきました。

ポストはハワイにいる彼へつながっている特別な存在でした。
さよならする事になった本当の原因は何でだったか思い出せないくらい曖昧ですが、甘酸っぱいハイビスカスの香りと波の音のする記憶は心の一番キレイな場所に保管されていたのでしょう。今日の空があまりにも綺麗だったから夏の記憶が誘われてでてきたんだなって思います。
2人が気持ちを込めて書いたラブレターは、13年ほど前に、はじまりからおわりまでを完結しました。ちょっぴり照れくさいけど、そのラブストーリーを読んでみたい気もします。でも思ってもきっと一生叶わない願いです。
私の手元には半分のラブストーリーしかありません。もう半分のストーリーは彼が持っているはずです。きっとね!






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Last updated  May 21, 2004 05:19:57 PM


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