7月22日映画祭なるものを初めて体験しました。
朝の10時から夜の9時半まで6本のドキュメンタリー映画が上映されていて、私は5作品を見ました。友人に教えていただいて、はじめは14歳の少年2人で撮ったショートフィルム『魔法のランプ ジニー』に興味を持ったからです。(魔人のジニーとは原爆のことをさしています。)少し前に俳優座劇場プロデュースの『東京原子核クラブ』という芝居でエネルギー(原爆)を研究する物理学者と戦争と日本の人々を描いた作品をみて、大変感銘をうけて、アメリカの少年が原爆についてつくった映画を見たいと思いました。当時原爆をつくった物理学者への実際にインタビューも聞きたかった。場所は日々通っているオリンピックセンターの大ホール。以前エリートの発表会も開催した劇場だったのでなお更。この一日で客席800席が満席になったそうです。平和に関心のある方々が(若いカップルや80才くらいの小さいおばあちゃんや仕事の合間に来たようなサラリーマンのおじさんや、子連れのママさんや色々な世代の人が)たくさん来ているのを大変頼もしく嬉しく思いました。上映されたのは以下のプログラムです。
(102分)綿井健陽監督作品
監督は私と同じ年でした。監督は今も戦地で取材されているということで、監督代理の方(この人も同じ年、去年人間の盾で監督と一緒だった仲間だそうです)が映画が始まる前にした挨拶で現在の日本は戦争を仕掛ける側の限られた情報しか得られないのでは?仕掛けられた側の情報や人々声を現地の真実を伝えますとおっしゃっていました。これは今まで見た映画のどれよりも衝撃でしばらく放心状態になりました。
~イラク戦火の家族たち~
戦火のイラク市民に何が起こったのか。そして、今も続く戦火の中で、 イラクの人々はどう生きているのか。
取材は2003年3月に 始まる。空爆前の豊かなバグダッドの日常、子供たちは、朗らかな笑顔をたたえていた。米軍の非人道兵器「クラスター爆弾」で右目を負傷した12歳の少女・ハディールや右手を失った15歳の少年・アフマド。戦火に傷ついた様々な家族を描きながら、戦争の「意味」を、日本と世界に問いかける。 10:05~11:49
『ジャマイカ楽園の真実』
(86分)ステファニー・ブラック監督作品
私もいろんな南の島や世界の国に遊びに行きましたが、歴史の背景を深く考えてはいませんでした。植民地支配される国、いまは独立したとはいえ、実際は経済を握られていてそう変わらないのでは?この映画ををみて、日本も独立国にはなったけれど、複雑なアメリカへの感情があり、日本のたたされている立場を考えてみていきます。私もよく耳にするレゲエの曲が奴隷たちの悲しみと苦しみの叫びが歌詞になっていたとは思わず、非常に驚きました。
~誰かの欲のために、誰かがつぶされてる~
アメリカ主導で突き進むグローバル経済が何をもたらすか?カリブ海に 浮かぶ美しい島、ジャマイカに起きた現実を検証して、人の生活に必要な豊かさとは何かを考えさせられる映画。
ボブ・マリィなどが歌う、 ジャマイカのレゲエに乗って案内する。
(監督より:残念なことにジャマイカは、2005年の現在もこの映画を製作した2001年と何も変わっていなかった。)
『ジャマイカ楽園の真実』~LIFE&DEBT のステファニー・ブラック監督来日決定!
12:04~13:32
監督とランチ企画 13:45~14:55
『魔法のランプのジニー』
(16分)
ステファン・ソター、トレース・ゲイ ナー監督作品
~ジニーは広島、長崎で何をしたのか?~
アメリカの12歳の少年2人が描いた広島・長崎原爆に関する短編ドキュメント。
国連や全米各地で上映され、絶賛される。国際子ども映画祭(ロサンゼルス)出展作品。ついに日本上陸、初公開!
15:00~15:18
『六ヶ所村ラプソディー』
(119分)鎌仲ひとみ監督作品
~核燃の大地に咲く花
ここに私たちのくらしがある。~
『ヒバクシャ』で一躍注目された鎌仲ひとみ監督の最新作。
青い空と緑の大地に囲まれた青森県六ヶ所村。この村に、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が建てられた。予定通り 2007年本稼働となれば、たった1日で原発1基の約1年分の放射能が放出される。
六ヶ所村に生きるということは、くらしの根っこに核があることを日々つきつけられて生きることに他ならない。巨大な原子力産業と向き合う人々の様々な生き方とくらしを見つめながら、電気エネルギーを使う私たち自身の未来の選択をも問いかけていく。
15:33~17:35
『平和の創り方』
映像+トーク+パフォーマンス
~ここでしか観られない
「東京ピースフィルム倶楽部」の自信作!~
(きくちゆみ、今村和宏、田中優他)
『戦争中毒』『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』などの映像を使って、報道では伝えられない戦争の根本原因や「誰がどのように戦争を引き起こしているのか」に迫る。『戦争のつくりかた』の朗読を聴き、今日本がどこに向かっているのかの舞台パフォーマンスを見たら、あなたも動かずにはいられない。
17:50~19:22
『映画 日本国憲法』
(78分)ジャン・ユンカーマン監督作品
~『チョムスキー9・11』『老人と海』の
ジャン・ユンカーマン監督が贈る世界からの声~
<世界から見たわたしたちの憲法>
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論がはじまった。国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点だった。
憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。本作品では、憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語る。
今の私が知ることが出来てよかった。これからの世の中への関わり方が変わるきっかけになるはずだと思います。そして自分に出来ること考えていきます。また来年もぜひ参加したいと思います。まず私は平和を自分の中に見つけてまわりに発信していかなくては。私は平和を望みます。
もうひとつ映画祭の教訓は『マイクッションを持参!』かな。ぜひ来年は一緒に行きましょう!