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2009.03.31
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カテゴリ: 映画が好き♪



最近の映画にしては短めの1時間半。
中身はなかなか濃かったです。

ニュー・リパブリック誌のスティーブン・グラスは、様々なスクープを物にしていく敏腕記者。
ニュー・リパブリック誌と言うのは、大統領専用機に唯一設置されている高級雑誌。
あるとき、ライバル社の記者がスティーブンの記事の裏づけが取れないことで記事の信憑性を疑い始めます。
新しく編集長になったばかりで、まだ記者たちの信頼を完全には得ていないチャックは、スティーブンの記事を細かく検証していきます。

スティーブンは細かいところに気が付く、繊細で謙虚な人間です。
その人間の綿密に練られた嘘が、徐々に暴かれていきます。

スティーブンは記事を捏造することで一体何が欲しかったんでしょうか?
そしてなかなか信頼してもらえない編集長。
編集長のやっていることは、第三者の目から見れば当たり前で公正なことなのですが、なかなか色メガネをかけた人たちからはよく思われません。
人の上に立つことの難しさがよく分かります。
考えてみれば、この映画のように記事の捏造と言うのは記者の意識一つで簡単に出来るわけで、そういう意味では怖いお話です。
捏造とまで行かなくても、一つの事件をどの方向から見て書くかによって、読者の意識を操作できるのだから、読む側も一歩引きながら読むのが正解かもしれません。
ペンは剣よりも強しと言っても、倫理観があればこそのお話。
ジャーナリズムとはなんぞや?と考えさせられる映画でした。

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最終更新日  2009.03.31 21:24:02
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