ベリルの日記

ベリルの日記

January 8, 2005
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私のひざで丸くなっていた黒猫の兄貴が、しきりに上を見上げる。背中にぽたぽたと落ちる温かい水が気になって仕方がないのだ。

『地べたっこさま』という児童書を読んだ。児童書という形になっているが、内容は重い。1話読むごとに、「おまえならどうする」、「おまえにはそういう勇気があるか」と問われているような気がする。けれども、語り口は非常に穏やかだ。

この本の中で、知っていた話は「おこんじょうるり」だけだ。美しい人形アニメの「おこんじょうるり」を見て、なんとしても原作を読んでみたかった。

いたこのばあさまと、病気を治すじょうるりをうなるキツネのおこんの二人三脚は、人間のよこしまな欲望によって引き裂かれてしまう。

映画が描いていた雰囲気と原作はぴたりと一致した。長岡輝子さんの朗読が聞こえるようだ。おこんのうなるじょうるりも。

本から目を移すと、黒猫の兄貴はスヤスヤと私のひざで眠っていた。私のおこんはここにいる。

『地べたっこさま』(さねとうあきら=作 井上洋介=絵 理論社)






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最終更新日  January 12, 2005 07:12:02 PM
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Re:『おこんじょうるり』(01/08)  
哲0701  さん
この人形アニメは非常に高い評価を受けています。
こういうアニメを大人も見ることができるように
上映してもらいたいものです。 (January 11, 2005 02:06:47 AM)

Re[1]:『おこんじょうるり』(01/08)  
哲0701さん
>この人形アニメは非常に高い評価を受けています。

ああ、そうでしょうね。
30分足らずの短い作品だったと思います。

>こういうアニメを大人も見ることができるように
>上映してもらいたいものです。

です、です。
アニメや児童文学は子供のものだと思っている人が多くないでしょうか。
手法がアニメや児童文学なのであって、訴えようとしていることは子供向けということではないと思います。

(January 11, 2005 06:48:31 PM)

アニメといえば  
哲0701  さん
子ども向きだ、そして子どもに映画を、といえば
アニメという考えには、反発を持っています。
なんと想像力のない発想だろうか。 (January 12, 2005 01:44:55 AM)

想像力のない発想  
哲0701さん
>子ども向きだ、そして子どもに映画を、といえば
>アニメという考えには、反発を持っています。
>なんと想像力のない発想だろうか。

そうだ、そうだ!!
アニメでも、『銀河鉄道の夜』などは子供には難しいと思います。
ただ、感じる子は、分からないまま何かを感じて、心にとめていると思います。
そして、ある日、謎が解けるんですよ。
だから、子供に分かりやすいアニメばかりを見せていてはダメだと思います。
(January 12, 2005 04:03:05 PM)

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