年頭のオバマ期待で始まった相場は
経済の先行きの不透明な状況に加え、アメリカの経営者の無節操な考え方を受ける形で
株価は7000円割れ寸前まで下落
3月上旬の7000円割れ寸前の相場環境において
誰が、今の9000円手前まで上昇した相場を想像しただろうか?
今の相場は政府資金の買い支えによるもの
4月に入っても今週は政府が買い支えるという情報から
高値警戒をしながらも、現状を維持している
その一方で、世界的な経済の方向性
更にアメリカのビッグ3の行方が問題となることは必至である
アメリカの車が売れない現状において
ビッグ3を維持させることがアメリカにとって利益となるのかは不明だ
既に自動車メーカーはアジアに主力が動いており
アメリカは新たな産業にシフトする必要性があるのである
アメリカの新たな産業戦略に「農業」があることに注目してほしい
アジアの国々は工業国として今後伸びていくのだろう
その一方で農作物を作っても儲からないという考え方から
日本のように農業は衰退する
しかしながら、農は日々食するものを作るのだから工業製品と比べて
明らかに必要不可欠なものなのである
端的にいうと
世界中の胃袋をアメリカが新しい戦略によって牛耳ろうとしていることである
世界のチャンピオンであるためには
軍事や金融だけではダメなことは戦後のアメリカ或いはイギリスの失政によって明らかなのである
そこで
世界中の胃袋を押さえてしまうということなのだろう
このような考え方のもとに
アメリカの農に対する保護政策があるのではないだろうか
そうすると
ビッグ3の延命は
不要ということにもなりうるのである
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