2021 年emu指数投資手法結果( 2023 年 5 月 6 日現在)
emu指数が示す相場の買い場は、過去の経験値から【指数前日比+50以上】かつ【積算指数+100以上】で、仕込みのタイミングは【指数前日比がマイナス表示】としています。
2021 年は 1 回の買い場が示されました。 12/1 ( 9 銘柄)ですが、結果として投資チャンスは 1 回のみであったということになります。
この 1 回において、いちろうの法則によって抽出された銘柄数は、延べ 9 銘柄となっています。その内、 15 %利食いを達成した銘柄は 8 銘柄で、 15 %利食い的中率は 88.89 %という結果が得られて、銘柄数のサンプルが少なすぎて、通常の 93 %という的中率とは比較は難しいと考える次第です。
ランク別発生銘柄数は、 A ランクが 0 銘柄、 B ランク銘柄が 1 銘柄、 C ランクが 4 銘柄、 F ランクが 4 銘柄、 FF ランク 0 銘柄でした。その中で 15 %利食い未達成銘柄はCランク 1 銘柄という結果となっています。
15 %利食い達成までに要した日数は、 14 日以内に達成したものは 3 銘柄、 30 日以内に達成したものは 1 銘柄、 90 日以上達成までに要したものは 4 銘柄となっています。
株価の上昇率については、最も上昇した銘柄は、 150 %で、株価が 2.5 倍になったという結果にとどまりました。
また、 15 %~ 30 %上昇したものは 3 銘柄で、 31 %~ 50 %上昇したものは 1 銘柄、 51 %~ 100 %上昇したものは 1 銘柄、 100 %を越えて上昇したものは 3 銘柄という結果が得られています。
ここで、考察すべきことは、前年のコロナウイルスショックに伴う暴落の反動が大きく、この年はほぼノーチャンスであったということです。このような結果を受けて私たちが考えなければならないのは、相場の継続性ということになります。
私たちが示すデータは、 1 年単位で区切っていちろうの法則によって抽出された銘柄の検証を行っていますが、株式相場は常に継続している生き物のようなものとして捉え、俯瞰的な見方で相場を見ていく必要があるということです。