楽園広場(旧「ごちそうさま」が言いたくて)

楽園広場(旧「ごちそうさま」が言いたくて)

2007年02月06日
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*父母がもういない実家(弟夫婦が住んでいる)から、ダンボール箱が10個ほど送られてきたという話はどこかで書いたかもしれない。そのうちの半分くらいはいまだに未開封のままなのだが、先日一つ開けてみて驚いた。一見、別の人の持ち物という感覚なのだ。記憶をたどっていくとどこかに存在理由が見つかるもの、いまなお「何かの間違いでここにあるのでは」というもの等々。箱の8割は本で、残りはノートなのだが。

*中でも記憶がまったくないのが「日本料理・庖丁への道」と「写真でわかる料理シリーズ・日本料理」、「初歩の茶道」の3冊。例によって気まぐれに神田あたりで買い求め、そのまましまいこんでいたものなのだろう。最初のが昭和43年、次のが昭和37年、最後のが昭和40年発行で、どれもカバーなどかなりくたびれている。

*読み返して(?)特に面白かったのが「日本料理」で、土井勝著・鎌倉書房刊。日本料理というタイトルも昨今の書店では死語に近いほど見かけなくなってしまったが、そのワケのひとつがここにあると思う。手間なのだ。手続きなのだ。さる料理研究家が「ちゃんとした和食が一番高い」と言っていたように、手間プラス食材、そして世代の育ち方と生活の仕方を考え合わせると、この本はあたかも前世紀の遺物かとすら思える。

*「圧力鍋」が欲しいと思っているが、同時にこの本の中のいくつかを(簡単なものだが)、自分のレシピに取り入れて定番化したいとひそかにたくらんでいる。暴挙(?)の経過はそのうちこの場で公開してみたい。





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最終更新日  2007年02月06日 10時32分14秒
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