園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 蘭、洋蘭
8月16日 に続いて今年のカトレア・ドウィアナ開花報告第3弾。今回は、 C. ドウィアナ・オーレア ’ヤングス・ヴァー’( C. dowiana aurea 'Young's Var.')をご紹介(Var.は、variety=バラエティ、変種、品種の略)。今年はドウィアナの’異色’な個体を2回紹介してきたわけだが、今回紹介する個体もまたドウィアナの中でもちょっと変わり種なのだ。通常のドウィアナはセパルとペタルが黄色で、ビロードのじゅうたんのような真っ赤なリップに黄色い脈が無数に入る。ところが、この'Young's Var.'は、そのリップの色が非常に独特なのだ。
C. dowiana aurea 'Young's Var' 20130815
C. dowiana aurea 'Young's Var' 20130816
 なんと、ビロード状の真っ赤なリップに2つの黄色い目がくっきり入るのだ。もう見事としか言いようがない。この個体が開花して以来、毎日朝晩に何度も眺めては一人で悦に入っている(笑)。2年前に入手してから初の開花だが、1花茎に4輪も咲いてくれた。ただ、美人薄命とはよく言ったもので、この暑いさなかに開花したためもあってか、この日記を執筆中にすでに花が傷み始めているのがちと残念。ドウィアナはカトレア原種の中でも栽培が難しいと言われ、その上に花の寿命も短いため、それだけに無事に開花してくれた時の有り難さは格別だ。
 この個体は、実は過去にも所有していたことがある。まずこの個体の存在を知ったのが平成元年(1989年)の某洋蘭雑誌にて。その後、平成8年(1996年)の秋に某業者で分け株が売られているのを見て迷わず購入。平成10年(1998年)と平成11年(1999年)の真夏に開花し、中でも平成11年に開花した時の状態が最高で、本当にあの素晴らしさは脳裏に焼き付いている。ところが、平成12年(2000年)に欲張って3~4株に株分けしてしまい、さらにその年の秋に転居の都合で手持ちのランを狭い貸温室に閉じ込める羽目になり、これが仇となって株分けしたものが全滅してしまった・・・(+_+)。しかも、この個体を買った業者はすでに廃業、ネットで検索してようやく見つけた業者では売り切れ。それでも粘り強く探していた結果、2年前に取扱業者を見つけ、再び入手することができた。
 そんなわけで、執念で手に入れたこの個体、今度の今度のこそは下手に株分けせずに大事に育てたい。ドウィアナは栽培が難しいとは言われるが、成株なら基本的に普通のカトレアと同じように育てていれば枯れることはなさそうだ。しかし、細かく株分けしたり栽培条件が悪いと枯れることがあるらしい。ちなみにドウィアナとの交配種である C. Hardyana semi albaも株分けして枯らしたことがある。なお、この'Young's Var.'は、その年によってリップの「目」の入り方が異なるようで、平成10年(1998年)に開花したときには株分け後の初開花だったせいか、目がぼんやりとしか入らず、今一つインパクトに欠ける色となった。今回も株分け後の初開花なのでどうなることかと思っていたが、ご覧の通りくっきりと目が入ってくれたのでニンマリしている(^^)。





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最終更新日  2013.08.18 23:44:03
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