クラシック音楽リスナーの局(tsubone)

クラシック音楽リスナーの局(tsubone)

August 26, 2006
XML
さて,The Art of Pianoの ご紹介 The Art of Violin のご紹介です.

このThe Art of シリーズは,ピアノ,ヴァイオリン,指揮者,などなどいろいろな芸術が取り上げられています.この夏にいろいろ見てみようと,ピアノ,ヴァイオリン,指揮者(2枚)を買い込んだのでしたが,やっとピアノに続き,ヴァイオリンを見終えました.

さて,このヴァイオリン編はほぼ2時間,前半は 第1部 悪魔の楽器 後半は 第2部 ヴァイオリンを超えた音楽家たちと題して,往年の名ヴァイオリニストが登場します.ピアノ編もすごかったけどこっちもすごい.

さて,登場するヴァイオリニストはまず第1部は...ダヴィッド・オイストラフ,アイザック・スターン,クリスチャン.フェラス,フリッツ・クライスラー,ナタン・ミルシテイン,ユーデ・メニューイン,アルトゥール・グリュミオー,ヤシャ・ハイフェッツ,ミッシャ・エルマンがこの順序でリレー形式でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏します.この趣向が凄~いというか憎いというか,この冒頭のリレーの12,3分で,このDVDに引き込まれてしまいます.演奏者も録画の場所も年代も違う映像を,よくまあここまでつないだものです.それだけでも作り手の気合の入り方にも感心してしまいますね.

その後,アレクサンドル・マルコフ,イヴリー・ギトリス,ルッジェーロ・リッチ,ヨーゼフ・シゲティ,ミッシャ・エルマン,ヤシャ・ハイフェッツ,ナタン・ミルシテイン,ジノ・フランチェスカッティが登場,それぞれの技を披露します. ミルシテインのシャコンヌの話を日記でご紹介していただけに 私にとっては,ミルシテインの生の顔と演奏と,インタビューが見ることができたのが嬉しかったですね.

続いて若くしてデビューしながら大成せずに消え去ったヴァイオリニストも4人ほど紹介され,この世界における光と影がわかります.これで第1部がおわり.続く第2部では,これまたすごい顔ぶれが.ウジェーヌ・イザイ,ローラン・コルシア,ジョルジュ・エネスコ,フリッツ・クライスラー,ジネット・ヌヴー,ジャック・ティボー,アイザック・スターンらが紹介されます.そのあと,ヴァイオリンの二大銘器であるストラディヴァリウスとグァルネリウスを使った演奏家と演奏が紹介され,イダ・ヘンデル,レオニード・コーガン,ヘリンク・シェリングが登場します.シェリングのバッハの無伴奏のCDを持っていてよく聴いていたので,このシェリングの映像もとっても興味深かった.



ピアノ編と同様,こちらも演奏クリップの合間に,語り部となるコメント陣がいます.このコメント陣もまた当代一流のヴァイオリニストで演奏者としての視点から,往年の名演奏のビデオを見て,あるいは同業者として会った経験からのエピソードを語っているのが,これまた面白く,へぇ~と感心することしきり.このコメント陣は,イダ・ヘンデル,イヴリー・ギトリス,イツァーク・パールマン,ヒラリー・ハーン,ローラン・コルシア.ヘンデルとギトリスは演奏で登場した巨匠たちの年代に近く,またハーンとコルシアは若手の筆頭,その間にパールマンが位置する,という感じ.パールマンの語り口がフランクで豪快で,それでいて鋭いコメントが出てくるのがいいですね.ハーンは若手の美人でしたが,素直に巨匠たちの演奏の印象を語っていたのがすがすがしかった.
ArtOfViolin





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 26, 2006 11:53:43 PM
[知人に薦められて紹介されて] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: