元代表の穴

Calendar

Profile

かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

フォローする

Freepage List

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全7322件)

過去の記事 >

2009/08/21

男前

カテゴリ：日記

8/16

やはり緊張で早く目が覚めてしまう。
「がっちりマンデー」は「地方がっちり！夏休み特別編！」。眞鍋かをり。
朝食はクノールのカップスープとパン。
準備して、淡々と○リステンの本番会場へ。

9：20頃に楽屋入り。9：45からG.P.開始。
プログラム順で音出し。

続いてWagner。例によってこれには時間をかけた。とにかくホールの響きを利用して演奏することを心がける。

ファゴット協奏曲。Mなちゃんは全体に張り切り過ぎて、オーバーフロー気味。そんなにしなくても、ちゃんと音は通ってるんだけどね。でも、気持ちはよくわかります。

最後にBeethoven。もう、できる限りのことは全部やった感じ。でも、執念深く練習しました。ホール効果が吉と出てほしい。12：30すぎだったかな、リハ終了。

昼食は楽屋で、コンビニのパスタ。レッドブル。

14時。ついに本番。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。Oじおくんのキツーい一撃を背中にもらって（これこれ！こうじゃなきゃいけません）、ステージへ。
Mendelssohn。問題の8分音符、どうだったかなー。かなりきっちり練習したので、本番のノリになってもあまり型くずれせずに聴こえてたと思うけど......。ラストはがんばって盛り上げたつもり。あのラストの部分だけで、いきなり汗かきました。2部に分かれたVa.のみなさんもかっこよかったです。

で、問題のWagner。いい感じだったんじゃないですかね。弦も管も、すごく綺麗でした。いいサウンドだった。ラストの場面では、ずっとこのまま終わらなければいいのにと思ったよ。感無量でした。みんな、ありがとう。管楽器のみなさんは、場面によってはテンポが大変だったのかもしれませんが、おれは○リステンでは基本的にそーゆーことは気にしません。ここで吹いてる管のみなさんはブレス等の影響など全くなしで、いくらでもカンタービレできる、とゆー前提で指揮させてもらってます（笑）。だってここは、『弦楽』○リステンだからさー（爆）。管楽器のみなさん、これに懲りずにまたよろしくね。
実は昨年の打ち上げで、OK内くんとこの曲の話をいろいろしたんですよ。ちょうどこの曲の話が出て、いい曲だよねー、○リステンにはぴったりだねって感じで、ずいぶんOK内くんともしゃべったんだ。だから今回は絶対に、心のこもったいい演奏にしなきゃいけなかった。何とかいい演奏になって、ほんとうに良かったです。

休憩後、ファゴット協奏曲。よかったですねー。Mなちゃんは堂々として、ほんとに素敵なソロでした。オーバーフロー気味のリハと違って、息の分量もよかったみたい。彼女は隣に並ぶとびっくりするくらい「ちびっ子」だが、器はとても大きい。音楽もすごくしっかりしてる。これからもがんばれ！
Francaixのオケは大編成らしさはうまく生かせたと思いますが、PPPの部分とかどう聴こえてたのか心配だ。五重奏のバックだとこーゆー問題がなくていい。でもトリッキーな部分で事故なく行ったのは、良かったです。今後はフランスものも、たまにできるといいですね。
Villa=Lobosは名曲だった。これができたのはほんとに幸せなこと。シンプルな「ドレミファソラシ」とゆー音型から、ここまで感動的な音楽が生まれてくるのは、ほんとうに驚異だと思う。オケのパートは全体的にそんなに難しいわけでもないので、もっと演奏機会が増えてくるといいな。もったいないです。

例のアレなんかもいずれはやらなきゃいけないってことなのかな。恐ろしいことだ。やっぱり禁断の領域に足を踏み入れたような気がする。

アンコールは管にも入ってもらって"Marche 1937"（2分くらいの曲）。ちょっとね、らっぱの出番がアレだったので気を使ったっつーこともあるし、今後のためにフランスものを管のみなさんとやっておきたかったっつーこともある。

汗まみれの衣装を着替え、楽屋口へ。すると、いきなりMねむら画伯とTじのくんご夫妻が居て、びっくりする。松本から車で遊びがてら聴きにきて下さったとのこと。感謝感謝です。ウコンの力の差し入れもありがとうございました。
Sきちゃんにもちょっと会う。次はSきちゃんの番だね。がんばって！

ホテルに戻る。シャワーで汗を流し、さっぱりしてから打ち上げ会場へ。

何はともあれ、今年もこうやって大好きな人たちとみんなで、にぎやかに打ち上げができることが最高にうれしいし、幸せです。こーゆー感覚は、○リステンのように特殊な在り方の団体ならではなのかもしれません。ほんとうに、このまま時間が止まってしまえばいいのに、って毎年本気で思う。今年も昨年に引き続き、お店の瓶ビールはすべて飲み尽くしたらしい（笑）。このオケの主力はアラフォー世代なんだが、年齢をまったく感じさせないこの見事な飲みっぷり（笑）。頼もしい限りです。それにしてもMりやくん、なんで打ち上げ来なかったの？来年、切腹してもらうからね（笑）。
Kにみつくん、いつも感謝してます。若いオケの宴会係の子は、とにかく一度でいいから研修に来てさー、Kにみつくんに教えを乞うべきだと思う。