元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2010/10/06

本番仕様

テーマ：今日の出来事(299431)

カテゴリ：日記

「あさま」に乗車。朝食は駅で買ったパン。

東京駅で大きな荷物をロッカーに預け身軽になる。いつも思うが東京駅のコインロッカーは充実してて素晴らしい。
乗り換えて葛飾区へ。車窓からスカイツリー。

この風景も、もうしばらく見納めだ。次に見るときには、どうなっているだろう。

葛飾区某駅で下車。アーケード入ってすぐのパン屋さんで昼食用のパンを購入。ここは昨年も利用したが、チェーン店のわりにしっかりしたパンを置いてある。なかなか良いです。

江戸川区の某公共施設で9時20分から Fロイデの最後の練習。あとは泣いても笑ってもG.P.だけ。

Rossini。断腸の調子は極めて良好で心配なし。管のちょっとしたルバートも決まり始めて、ご機嫌だ。あとはいつものような練習をいつものようにしただけ。そーゆー曲だし。運動会（もちろんお子様の）でコンマスIむらくんが不在だったが、1stも意外に悪くない雰囲気。

ご兄弟が登場し、Brahms。お2人の自由度がどんどん増してきているようで、おれ個人としてはかなりやばい感じ。ご兄弟それぞれで表現上の冒険がいろいろあったりして、オケとズレが生じる場面がけっこう多い。そんなことは意に介さず思い切った表現をし続けるご兄弟は、相乗効果で凄みが増しており、不気味である（泣）。翌日の本番に向けて照準を会わせにきているとゆーか、ご兄弟の「やってやるぞ」とゆー覚悟をひしひし感じざるをえない。感動的な演奏になるだろうなと、この時点で確信した。オケの状態は、良好。

昼休憩のあと、当日説明があって（糸瓜くんごくろうさま）、その後ちゃい子。

午後はちゃい子。ここでテンポも表現も本番仕様に突然変えた。もちろん確信犯。練習開始時から描いていた最終的な姿に強引に持って行く。でも、ここまで容赦なく鍛えてきたので、強引に煽っても走ったり転んだりしないし、質もそれなりに保たれている。実に気分がいい（笑）。オケの諸君はこのテンポを「速い」と思ったかもしれないが、それは今までのテンポとの比較して速いとゆーだけであって、実はそんなに速くなかったりする。全体にちょっと速いだけ。オケは、不満はまだあるものの、引き締まってずいぶん良くなってる。会場で鳴らすのが楽しみ。
この日はコンマスIむらくんが運動会で不在（もちろん、お子様の運動会です）。でも、Sとうくんが代理をしっかり務めてくれたので、ふつうにいい練習ができた。ありがたいことです。こーゆー層の厚さは、すばらしいし、このオケの強みだと思う。なかなかこうはいかないものですよ。
14時30分頃まで。

帰りは例によって、同居人のショッピングのお付き合い。

彼女はここのアーケードがお気に入りで、この日もシャツや靴下などをうれしそうに買い求めてました。でも、ここのアーケードはほんとにいい雰囲気。

JRで東京駅。荷物出して、京浜東北で川崎。
例によって騒々しい川崎駅。しんどい。
駅前のホテルにチェックイン。シャワー浴びて、しばらく休憩。

食事をしようと外に出ると、阿波踊りをやっていた。川崎の阿波踊りはスタートして25年とのことで、すっかり街に定着した催しのようだ。知らなかった。

すべての連を観たわけではないが、我々が観た中では特にこの連が凄かった。

踊りも鳴り物も構成も実にエキサイティングで、とても興奮した。阿波踊りってすごい。おれはテレビでしか観たことがないけれど、LIVEだとぜんぜん違うね。ホントに血が騒ぐ。アーケードだと、鳴り物や掛け声がちょー過激に鳴り響くので、更にすごかったんだと思う。おれも翌日がんばろうと本気で思った。なんだか励まされました。この偶然に感謝。

昂揚した気分で近くの居酒屋に入る。