死にそうなほどの緊張。胃袋を絞り上げられるような痛み。Fロイデでこんなに緊張したのは初めてかもしれない。 楽屋を出てオケのメンバー諸君の顔を見たら、緊張は嘘のように引いていった。一応、上手側に断腸を励ましにいくと、既にTもしげくんも激励に訪れたあとだったらしい。とんでもないいじめっ子である(笑)。 13時30分開演。多数のご来場ありがとうございました。公式には1100人程度ですが、ほんとはもっと多かったようです。もちろんFロイデでは最高の入場者数。うれしい。 Rossini "La scala di seta"。断腸、素晴らしかったです。Bravoでした。問題の急速なパッセージはもちろん、序奏の流麗なカンタービレも素敵でした。Allegroはかなり早めのテンポでしたが、この速度でこの至難なソロをこれだけのレベルで吹けるのは、すごい。さすが取締役!断腸、お疲れさまでした。またTもしげくんのときには、がんばりましょう(笑・泣)。で、断腸に付いていかなきゃいけないHろえちゃんも、とても良かった。安定感抜群の旧姓YのちゃんとHろえちゃんに脇を固めてもらって、断腸も安心して吹けたんじゃないかな。Piccoloの例の箇所もギリギリまで心配だったけど、いい感じに仕上がってよかったね、お母さん!で、実はものすごく難しくて怖い1st Violinですが、これが素晴らしかった。アマオケでこの質の高さは立派です。全体としても小気味良く楽しく仕上がって、ほんとに良かった。お客さんにも楽しんでいただけたんじゃないかと思います。