元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2012/05/04

4/30
緊張とうれしさでどきどきし、落ち着かない朝。
事務所代表に迎えにきてもらって、事務所代表号で菅平某所（ありがとう！今回の合宿では宿のことから何から何までほんとうにお世話になりました）。名古屋弦楽ゾリステンの長野合宿。
練習会場に入って、早速ちゃい子の練習。
ほんとに、ごく自然に。
泣けてくるほどふつうに自然にみなさんの前に立って練習をスタートできた。おれが名古屋に練習行けないとゆーことで「じゃ我々がそっちに行きます」とゆーことでオケの方がホントに合宿を計画して長野に来てしまった。何というオケだろう！その気持ちだけで胸がいっぱいです。ありがとう。

彼らとの関係をどう説明したらいいのかよくわからないが、間違いなく通常の「アマオケと指揮者との関係」とは大きく異なるんだろうと思います。

20年以上前、滝川小学校で初めて名大オケの前に立ってFranckのTutti振ったところまで遡ってそこから彼らと一緒に少しずつていねいに積み重ねてきた大切な歴史や音楽について関係者以外にもわかるように簡潔に記す事はとても難しい。とにかく生きてここに戻ってこれてほんとうに良かった。この日指揮して最初に音が鳴ったときに、「ああ、ゾリステンの音だな」と思って「良かった」と心から安堵しました。

午前は10時からちゃい子。12時まで2時間練習。ひどい汗もかかず、肩が上がってくることもなかった。血圧もかなりの上昇を覚悟していたがそれほどでもなく拍子抜けするほど普通。

だいたい30分ごとに中断して血圧を測定し、記録しながら。これは主治医の先生からの宿題。次の診察のときにこのデータを提出しないといけないのです。

しらいちゃんにもらった勝負Tシャツを着て練習。このTシャツは入院中も大受けしました（笑）しらいちゃんありがとう。

昼食は木管アンサンブルの生演奏BGM付きでした。。バロック時代の宮廷の食事のようだ。なんて贅沢な！

生演奏担当の「弦楽ゾリステン」の誇る管楽器チームのアンサンブル。お疲れー。

ドリアとサラダでした。

午後は13時からちゃい子の残りとGrieg。15時30分頃まで。やっぱり一日だとちょっと時間足りなかった。今度名古屋でみっちりやりましょう。
指揮なしの本番ってことを考えるとまだまだかな...。でもこの時点でこれだけ出来ていれば大したもんだと思う。さすがゾリって感じ。でもゾリだからこの程度の出来は当たり前。もっといけるでしょう。