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かとう あきら

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2013/04/10
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カテゴリ: 日記
2013/04/10


本(闘病記)が出るらしい。予約したもんね

山下耕作の「 博打打ち 総長賭博 」(1968)を最後までじっくり観た。この作品の存在はもちろん知っていたがやっと今頃になって観ました。恥ずかしいことだ。


観終わって、ただただ呆然としてる。もの凄いものを観てしまった。まるでシェイクスピアのように重厚で凄絶な人間ドラマ。三島由紀夫がこれを絶賛したってのも頷ける。ラスト10分の鶴田浩二の壮絶な佇まいは忘れられない....人間の運命や宿命の残酷さ...。「任侠道。そんなもんは俺にはねえ。俺はただのケチな人殺しだ。」と言うあたりの鶴田浩二は、素晴らしい。こんなに鬼気迫る壮絶な鶴田浩二もめったに見られないのではないかと思うほどだ。特に凄んでいるわけでもなく、演技も表情も抑えて抑えて、ひたすらに耐えて生成に淡々と内面に降りていくような演技だが、どうしてこんなことが可能なのだろう。
脚本は笠原和夫。すごいなー。これがあっての「仁義なき戦い」なんだなってことがよくわかりました。ナレーションを含めた実録風の作りもそうだし、美しい仁義と任侠道からそうしようもなくはみ出していく物語そのものも。狡い上の者に翻弄されて下のもの=子分たちが悲劇に巻き込まれ殺し合っていくその図式も。それにしても金子信雄はこーゆーのをやらせるとホントに上手いなー。この役は完全に「仁義なき戦い」の山守のプロトタイプだ。それでもここでは任侠道や義侠心は根底に残っていて、それ故に登場人物たちは苦悩するのだが、「仁義なき戦い」はそこを完全にかなぐり捨ててる。
若山富三郎が実に良かった。はまり役だ。個人的に最近はコミカルな熊虎の親分の若山富三郎の印象が強くなってるので、ちょっと認識を新たにさせられるほどだ。名演。こーゆーストレートな役も上手いなあ。名役者。
名和宏がいつもの悪役ではなく、実直で男気のある複雑で重厚な役で、新鮮だった。ヤクザの筋、論理、任侠道の中で苦悩し、どうしようもない悲劇に巻き込まれていく役所。非常に良かった。

うーん。また観よう。何回も観ることになりそう。大傑作。


バスで仕事場方面


いつもの中華屋さん
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天津丼
これ久しぶりに頼むけどやっぱり美味しいなあ。
ここの天津丼は好きだ。

仕事場
週鵜末の仕事の準備、レッスンなど



バスで帰宅
夕方はちょっと寒い

夕食
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副菜の野菜とチキン。これで一人分です。野菜はこのくらい食べます。





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Last updated  2013/04/15 10:06:06 AM


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