元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2013/11/04

2013/10/16

今年は2月に指揮で舞台に復帰し、その後6月に長野、8月、9月に名古屋というようなペースで指揮で舞台に立ってきました。その間、レッスンも少しやって、中学の部活の面倒も見たり、自分が代表をする団体の事務作業（楽譜関連）、レクチャーなどもこなしています。今年の春くらいまでは指揮する度に精神状態も極めて不安定（鬱）で大変でしたが夏以降は徐々に普通の精神状態を保てるようになってきたようです。「後遺症の麻痺」と同時に「後遺症としての鬱」とも闘っていかなければいけないのはなかなか大変でした。今現在も、「不安の渦に巻き込まれず、ご機嫌に生活する」ということは自分にとって最大のテーマです。
でも、家内や周囲のみなさんのおかげでどうにかやっています。感謝しています。ありがたいことです。
麻痺は「一足飛びに良くなるものではない」し「薄皮をほんの少しずつ剥いでいくような感じ」でしか改善しないので、自分でも良くなっているのかどうかよくわかりません。変化があってもあまりにも微細すぎて自覚することがとても難しい。たしかに2年前に比べれば大きく改善されているし、1年前に比べたら少しは良いような気がする。精神状態に関してだけは、はっきり自覚できます。体力と気力はだいぶ回復したようだ。この点も自覚できます。生活そのものが2年前よりずっと楽しい。実家の庭も雑草処理してきれいになると心からうれしいし、実家の入り口に花が咲いているとうれしい。珍しいものを食べたらわくわくするし、美味しいものを食べたらハッピーだし楽天イーグルスが勝つと我が事のようにうれしいし興奮する。これほど長年の熱心なファンなのに入院中は楽天のことなど完全に忘れていたし、退院後もしばらくは野球に全く興味が向かなかった。すっごいドラマ好きでアイドル好きだったのに、こちらも全然ダメでした。そういえばいつの間にかドラマも楽しく観られるようになっている。メシも退院直後は怖くて食えなかった。楽しく食事できてなかった。
まあ、少しずつですね。ゆっくりやります。いろいろ不自由でつらいことも多いけれどふつうに生きてるし、楽しいこと幸せなこともいっぱいあるので、大丈夫。

台風。長野はほぼ影響なく昼には雨もあがって明るくなる

クリント・イーストウッド「ブロンコビリー」(1980)観る。これは初めて観た。素晴らしい作品だ。何度でも観たい。ラストの星条旗のパッチワークのテントはすごいな。びっくりする。アメリカ！アメリカ！！。