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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2014/01/10

赤い夕陽の渡り鳥

テーマ：最近観た映画。(41065)

カテゴリ：日記

2014/01/08

寒すぎる朝。
斎藤武市監督「赤い夕陽の渡り鳥」（1960）観る。

渡り鳥シリーズ第４作。良い◎。

「ちょーっ！ちょっちょっ！」（さすが浜口庫之助先生）と始まる
「アキラの会津磐梯山」は最高！
悶絶するほど素晴らしい。
これはレコードの音源を聴くより映画の歌唱シーンの方が良い。
アキラはこの作品でも抜群のかっこよさ。
今回は会津が舞台。
磐梯山のロケは雄大で素晴らしく実に美しい。
映画ではよくあることだが、
会津が舞台なのに誰ひとり訛ってないのはさすがに違和感ある。
今回の宍戸錠さんも演技は相変わらず突き抜けた感じ。
異常にキザで最高だが、ヒゲ面でワイルドになってる。
白木マリさんを暴力的に張り飛ばして犯そうとしたりもする。
ワイルドだ。それにしても父子だから当然だがこの作品の錠さんは
ほんとうに宍戸開によく似ている。
大阪志郎さんが若くて驚く。
この作品の特徴は何と言ってもあの白木マリさんが大活躍すること。
ヒロイン朝丘ルリ子さんよりも活躍しちゃう。
びっくりである。
ライフル持ったアクションシーンまであったりする。
本来であれば中原早苗さんが演じるべき役じゃないかな。
いつもの白木さんらしいセクシーで妖艶なダンスのシーンも、
一瞬錠さんの回想で出たりするが、
ほとんどがいつもの白木さんとは全然違う感じの大活躍。
野性的で溌剌として思いのほか魅力的だったりする。
ちょっと認識を新たにしました。
浅丘ルリ子さんは相変わらず尋常ならざる可愛らしさ。