元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2014/04/30

女囚さそり　けもの部屋

テーマ：最近観た映画。(41055)

カテゴリ：日記

2014/04/30
小雨
バスで病院へ。
午前リハビリ。
実習生がいっぱいいるので担当さんも大変だ。
病院出て
最近わりと贔屓にしてるヨーカドー地下フードコートのこすげ亭で昼食。ここは老父がけっこう好きだった。

かけそば350円。
無料サービスの温泉卵を落として月見そばにした。
月見はやっぱり生卵の方がきれいだな。
もっと美味しい蕎麦屋が沢山あるのはもちろんよく知ってる。
ここは値段が安いわりに
そこそこ美味しい蕎麦が喰えるのが良い。

帰宅。
なんだか疲れて、昼寝。
伊藤俊也監督「女囚さそり　けもの部屋」(1973)観る。

オープニングの有名な地下鉄のシーンはやっぱり凄いと思う。
手錠でつながれた刑事（成田三樹夫さん）の腕を切って、切った成田さんの腕を手錠でぶら下げたまま街を逃げるさそり（梶芽衣子さん）のショットは話には聞いていても、それでも衝撃的。
それにしてもこの作品の成田三樹夫さんはひたすらかわいそうだー。
最初もかわいそうだし。最後もかわいそう。
李麗仙はとんでもなく凄かった。渡辺やよい、素晴らしい。南原宏治さんの悪役はさすが〜。たこ八郎がちょっと出ててうれしかった。

夜は家内と老父の病院。19時から20時まで

老父、よくしゃべる。意味がわからないことがほとんどだが、
わかる言葉をしゃべることも多くなってきてる。
きっと脳は落ち着いてきてるんだな。目にも力があって、表情も出てきた。
瞬間的に元気な頃の父と似た表情になってることもある。
「（カーテンを、或は窓を）閉めてくれや」「さむい」とかは、わかった。「チョコレート」と言ったのは笑った。
嚥下障害誤嚥性肺炎でしかも糖尿ひどいくせに。

もちろんあげられない。
こんなに食べていないのに、
インスリンも入れられちゃってるのに、
それでも血糖値200以上ある老父。すごいなー(-_-;)。

苦しそうでかわいそう。熱もある。
定期的に行われる痰の吸引も辛そうで気の毒。
酸素マスクや点滴を外そうとするのは困る。
今は軽く拘束されているがミトンも試してみるとのこと。
我々が行ったときにはマスクが外れていた(-_-;)。困っちゃうよ。
実家の庭のチューリップを持っていって見せたら
表情が一瞬ものすごく変わった。
老父は庭のチューリップが大好きだったのだ。
肺炎が快方に向かいますように。
祈るばかりです。

帰宅して夕食