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かとう あきら

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2014/12/18
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カテゴリ: 日記
2014/12/18

雪は昨夜も降り続いて、朝になってみると堂々の積雪40センチ。
12月のこの時期に市街地にこれだけ積もるのは異例。
名古屋も20センチ以上積もったようだ。これはたいへん。
もちろんこうなったら外出はしない。自動的にoff。
朝はマイナス4度か5度くらい。寒い。

午前中は吉田秀和の「モーツァルト その音楽と生涯[1]」を参照しながらモーツァルトの初期の交響曲をじっくり聴いた。1番、4番、5番、6番など1768年あたりまでの交響曲。
吉田秀和氏の語り口は柔らかくフレンドリーだが、語られてる内容は極めて高度。ラジオの放送を文字起こししたもの。リスナーの知性や理解力を100%信頼して、まったく「逃げ」がない。リスナーがある程度以上の知識を持っていることを前提にしてる。リスナーを舐めていない。すごいと思う。全力でわかりやすく語ろうとしているが、「高度な内容」をレベルを落とさずにきちんとそのまま伝えようとしてる。






赤ワインをグラス半分。だし巻き卵2切れ、バナナ1本、みかん1個。以上

堀禎一「草叢 KUSAMURA」 (2005)観る。



ものすごくていねいな良作。「 つぐない 」でとても良かった速水今日子さんの主演作なので観てみた。
伊藤猛さんも出てるし。
kusamura.jpg
とてもよかった。傑作だ。驚愕。
速水さん、いい女優さんだなあ。伊藤猛さん、吉岡睦雄さん。素晴らしい。
ピンクの劇場の公開時のタイトルは

「不倫団地 悲しいイロやねん」

関西弁による作品。関西弁は良い。
織田作之助の作品など読むと痛感するが、やっぱり関西の言葉でしか表現できない独特な情緒がある。
調べてみると速水今日子さんも伊藤猛さんも
関西出身のネイティブスピーカーなのだった。

家内、忘年会でいないので風呂入ってひとりで夕食
DSC_0967xx.JPG
さば水煮缶と白菜のチゲ風スープ。寒いので思い切って辛くした
チューハイ飲む

夕食食べながら
工藤栄一監督「​ まむしの兄弟 二人合わせて30犯 ​」(1974)
シリーズ第7作。菅原文太追悼。合掌。おもしろい◎。菅原文太が亡くなって、川内民夫のダメージはきっととんでもなく大きいだろう。役の上とはいえ(役の上だからこそ)、ここまで濃密で幸福な兄弟関係を何年も続けられた。こんなことは映画でなければ通常絶対にありえない。不死身の勝(川内民夫)の今の気持ちは、ホントに計り知れない。

小津組常連の三宅邦子が出演。こんな荒っぽくて品のないところに出てきて大丈夫なのかと本気で思う。
危ない目にあわされたりしてけっこう活躍する。
びっくり。女優魂。
ボーイッシュな女まむしの東三千良かった。
元気よく政と勝を叱り飛ばしまくり、そして終盤にはほろっとさせる。
ゴロ政の菅原文太は相変わらずで
留置場で鉄格子越しに元気よく婦人警官を襲う。
「本番もスペシャルもあるけぇー!」
などと吠えまくる。
最高だ。
成田三樹夫が出てたのは個人的にはうれしいがあまり活躍せず、不満。
まむしの兄弟 二人合わせて30犯 ​汐路章の一瞬の登場は良かった。汐路部長!​





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Last updated  2017/10/24 04:54:32 PM


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