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かとう あきら

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2014/12/28
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カテゴリ: 日記


銀行寄ったりして、葬儀会場へ。

孫2人(兄の先妻との娘)も東京から駆けつけた。
納棺に間に合ってよかった。

兄は昨夜兄の現在の嫁と2人で通夜の会場にそのまま泊まって
老父の番をした。
とても快適だったとのこと。

住職来て午前に納棺。
背広、ネクタイ、タバコ、
好物の干し柿、庭の山茶花と芝、
入院中ずっと一緒に過ごしたぬいぐるみ起きと
上がり小法師えびす講の小さなだるまなどなどを棺に一緒に収めた。
花に囲まれた老父はメルヘンな感じがちょっと居心地悪そうにも見えた。
老父の身体は氷のように冷たかった。

マイクロバスで火葬場。山の上。けっこう遠い。
雪降らなくてよかった。
ここは新しく建て直したので綺麗で実に立派。

控え室で親族一同でおにぎりの昼食。
日本酒飲む。真澄、渓流。
90分程度でばっちり焼けて、見事に骨になった。

機能が全然ダメダメだった心臓や肺、痛かった腰、よく見えない目、聞こえない耳、しゃべれない口、飲み込めない喉、
作ったけどほとんど使わなかった胃ろう、
壊死でどうにもならなかった足ともこれでおさらばだ。
これで楽になっただろう。

自由になって良かったね。

骨粗鬆症だった老父の骨の量は少なかった。
残った骨もスカスカでいかにも頼りないものだった。
104で死んだ母方の祖母の骨の方がずっとしっかりしていた。

柔らかくてふかふかで気持ちのいい白髪も、
ツルツルで触り心地のよかったおでこも焼けてしまった。
もう触れないのか。
また触りたかった。

入院中はほんとに老父によく触った。

老父にこんなにべたべた触ったのは幼児の頃以来だ。
4月から今までたくさん触らせてくれてうれしかった。

入院前は性格的に若干凶暴になっていたし
風呂にも入らない着替えないとんでもなく汚いじじいだったので
ちょっと触れなかった。
入院してからは大事に風呂に入れてもらって、
体もていねいに拭いてもらって、
ホントに綺麗でかわいい年寄りだった。
看護師さんたちも
老父のことはかわいがってくれて
よく撫でてくれていた。

もともと小柄だったのがどんどん小さくなって、

小学生男児用のかわいいパジャマを着ていた
(大人用のSサイズでも大きすぎたのだ)。
入院中にどんどん透き通るようにきれいになって、
あっさり死んだ。

葬儀会場戻って15時から葬儀。
DSC_1009v.jpg
お忙しい中お焼香に来ていただいたみなさん、
生花を出していただいたみなさん、
お香典を届けていただいたみなさん、
弔電もたくさんいただきました。ありがとうございました。
老父は幸せ者です。

終了後のお斎。
ここではひたすらお酌に回って話をしていただけ。
自分は完全にノンアルコールだった。
老父の好きな若緑もあったので飲もうかと思ったが、
結局タイミングを逸した。

料理はなかなか美味しかった。
と思うが、あまり覚えていない。
住職が退場するタイミングで〆の蕎麦が出たので
早めにお開きにできてよかった。

従兄弟たちとケータイの番号を交換した。
いざとゆーときに年寄りたちが連絡回すといろいろ間違いが起こる。
実際、今回もそーゆーことが起こった(-_-;)。
伝言ゲームのように情報が少しずつ間違って伝わる、
連絡すること自体を忘れたり、
せっかく伝えられた大事な連絡事項を完全に忘れたりする。
危ない。
今後は親経由の連絡はやめて、
大事なことは子どもたち同士で直接連絡取り合おうとゆーことになったのだ。








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Last updated  2017/12/06 06:53:48 AM


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