元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2015/03/05

2015/04/03

午前病院。
リハビリ。
全力で疲労を訴えたがまったく伝わらず(-_-;)
ほぼ体育だった。鬼...
汗びっしょり。
「バカ言うんじゃない！」みたいなことをやらされる。これがしっかりできるようにやっていきましょうとのこと。どひゃー！
周りのPTさんたちが思わず笑う。そりゃそうだよ。ありえないよ...。
おれ、一応麻痺患者なんだけどなあ...(-_-;)

へとへとに疲れて病院出て権堂のラーメン屋

チャーシューメン。癒されたー。炭水化物おいしい。

長野もけっこうあったかい。
春？
もうちょっと朝晩の気温が上がるといいなあ

帰宅して少し昼寝。
午後はoffにする。
キムギドク「サマリア」(2004)観る。感動。
ハン・ヨル厶にはやられた。「弓」のときの彼女も良かったが、これも本当にすばらしかった。異常に魅力的。

モーパッサンの作品を例に挙げるまでもなく、娼婦の中に聖性を見るってのは昔からポピュラーなテーマだが、
この作品の場合は娼婦を援助交際の女子高生にしたのがミソ。
インドの伝説的な娼婦パスミルダ（彼女と寝た男は皆仏教に帰依する）がハンヨルムに重ね合わされている。
ハンヨルムの哀しいほど純粋で素直な笑顔にはグっとくる。
援交した女子高生に癒されて救われたおっさんたちは、「君のために祈る」と真剣に女子高生に語りかけ、

いろいろ考える。
自分の基本的な宗教的知識の無さにがっくりorz キリスト教も仏教も両方知識不足＆理解不足
たぶんおれはこの作品に散りばめられている宗教的なメタファーの軽く半分近くを理解していないと思う、
場合によってはメタファーの存在にすら気付いていないような気もする...
むむー。

あと何回か観直したい作品
傑作だと思う。