元代表の穴

Calendar

Profile

かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

フォローする

Freepage List

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全7322件)

過去の記事 >

2015/03/30

老母の話し相手になっていると、
老母がおれのものすごく嫌いな話をしつこく始めてしまって、参った。
一気に過呼吸気味になって、涙が出てくる。
入院中にも同じことをやられて、
それがきっかけでおれは鬱がものすごくひどくなったことがあるのだ

あのときの気分がすべて蘇って
ほんとにものすごく具合が悪くなった。

今、ただでさえ鬱気味なので、
そーゆーことが簡単に引き金になってしまう。
話の内容そのものは軽くスルーできる内容なのだが、
この話をしてるときの老母の感じがおれは最高に嫌いなのだ。
その感じがおれをものすごく追い詰める。
もちろん老母は悪気はまったく無くて
100パーセント良かれと思ってやってる。
だから厄介。

たぶん、この瞬間の血圧の変動はすごいだろうと思う。
「PTSD」を一瞬体感した。
こんなことを何度もやられたら再発しちゃうよ(-_-;)
母親に殺されてしまう。

こーゆー場合はとにかく「逃げるが勝ち」

逃げるように仕事部屋に引っ込む。
おれは老母が怖い。

ひどい気分でレクチャーの会場へ逃げる。
リハーサルを聴いてるうちにようやく落ち着いてきた。

善光寺周辺はご開帳のイベントの影響で混乱気味。人が多い。

昼食は楽屋でおにぎり
レクチャー本番
バイオリン教本のシリーズ最終回。
花菜ちゃん最高でした！
じゃがー先生もここまでずっとありがとう！

本番後、ひとりで駅方面まで歩く。
歩きはけっこう調子いいんだけどな。いい気分でとことこ歩いた。
それにしても気持ちがダメだ。気分変えたい。

廣木隆一監督「さよなら歌舞伎町」観る。

とてもよかった。
いわゆる『グランドホテル形式』の作品。
そのホテルが「ラブホテル」だとゆーところがミソ。
歌舞伎町のラブホテルの大変な1日のお話。
廣木隆一監督の近作はぜんぜん観ていない。
80年代のピンク映画を数本観てるだけで、それ以来になるかも。
イ・ウヌと南果歩に完全にやられた。実質的にこの二人の女優中心の映画。
イ・ウヌ（ウンウ）本当にいい女優だなあ。
キム・ギドクの「メビウス」の二役は凄まじい演技だったが、この作品の彼女はしみじみとかわいい。
すばらしかった。
おれもイリヤちゃんに慰められたい。
励まされたい。
終盤のバスタブの超長回しは圧巻だったが、
おれはその前の染谷くんとのラブホのロビーとゆーかフロント付近での芝居がよかったな。
軽いシーンだけど、本当によかった。
南果歩さんは赤いジャージがよく似合ってかわいいおばちゃん。
終盤チャリでの爆走。エンドロールの最後の最後ではちょっとうるっとさせられた。
この作品のラストに向かって、何かが解放されて自然に身体に空気が入ってくるような感じは素敵だ。
この作品はチャリのシーン（二人乗り）が非常に印象的。
染谷くん、川瀬陽太さんも最高。
川瀬陽太はこーゆー役をやらせたら今、日本一かもしれない。すごい。
女刑事役の河井青葉さんは脱ぎっぷりもよく、あっぱれ。
樋井明日香ちゃんもよくがんばったなー。いい雰囲気。
ちゃんと脱いだのも偉い。
脱いだから偉いとゆーのでもないが、
この作品でこの役柄だったら脱がない方が不自然。
我妻三輪子ちゃん、よかった。
「こっぱみじん」観たい。
去年名古屋でつかまえられなかったのは痛恨。
言っても仕方ないことだが、前田敦子ちゃん、この作品の場合はやっぱり脱ぐべきだったと思う(・・) あっちゃんすごくいい感じなのに、これで脱げなかったのは痛恨。
惜しい。
ラブホが舞台のちょっと色っぽい作品に出るってだけで
彼女は精一杯なのかもしれない。むー。

震災についての言及はもっとあっさりしてた方がよかったのではないかな
個人的には、まったく触れなくてももよかったくらいに思う。

これはテアトル新宿で観たかった。
「つぐない」もこれもまた新宿で観るべき作品。

終映後近くの店でごはん食べたかったが、小雨だし、日曜はバスもあまり本数ないので、
とりあえずバスで自宅方面。

近所のガスト
映画の余韻の中でゆっくりひとりごはん＆打ち上げ