元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2015/10/08

温泉の効果もあるせいか、そうでもない。
ゆっくり起きてじゅんび。

実家寄ってからプロコフィエフの会場へ。
さきちゃんのリハに立ち会って、軽く打ち合わせ。

14時から本番。
ご来場いただいたみなさんありがとうございました。
さきちゃんが長野市在住ではなく、ご実家も東信だってことを考えると、
かなり良くお客さん入って立派だったと言えると思う。
ありがたいことです。
うれしいことに、当日券がけっこう出た。
今年のプロコフィエフは、
ピアニストも我々も把握できないお客さまが多めにいらっしゃる。
しかもそういったお客さまが我々に気さくに声をかけて下さる。

さきちゃん、すごいプログラムでしたが、
ほんとうに素晴らしい演奏でした。
演奏直後に客席から「すげえ！」とゆー声がかかるほど。

さきちゃんいいピアニストになったなあ。
今年のプログラムの中では、
間違いなく今回の選曲がクライマックスでしょう。
ソナタ７＆８番。
それほどとんでもないプログラム。
引き受けてくれて本当にありがとう（ ; ; ）。

6番-7番という組み合わせももちろんアリですが、
おれは7番→8番に強いこだわりがあった。
お客様には7番を経て8番を聴いて頂きたかった。
演奏する方は大変ですけどね(-_-;)
さきちゃんはよくやってくれました。

そのかわり。客席はすごいムードになる。
会場のみなさんが6番7番を経て8番でぷろ子が到達した心境や
作品に込められた「祈り」について深く考えながら聴くから。
6、7番の過激さが暴力的な戦争を表現している感じだから「戦争ソナタ」なのではない。
8番の深い「祈り」、音楽の豊かさまで含めた世界こそが
「戦争ソナタ」なのだ。

レクチャーの反応が極めていいのも今年の特徴。
音楽の話から完全に逸脱して、
歴史、政治、時事問題について話してる時間がとても長い。
けっこう面倒なことも言ってる。
それでもお客さまからいい反応を頂けるのが本当にうれしいです。

さて、次回はいよいよ最終回です。
11/15長野市竹風堂大門ホール 14時開演
ピアノは水澤未来（みきちゃん！）
曲は
「ロメオとジュリエットからの１０の小品」より
ピアノソナタ第９番

みなさまどうぞよろしくお願いします。
お問い合わせはこちらまでお願いします。

駅前で打ち上げ。
バニクマン/BANIKUMAN に行った