元代表の穴

元代表の穴

PR

Calendar

Profile

かとう あきら

かとう あきら

Freepage List

Archives

2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03

Category

日記

(7211)

入院中

(29)

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

2017/01/22
XML
カテゴリ: 日記
2017/01/20
体調最悪
どうしようもない。



川島雄三監督「女は二度生まれる」(1961)観る◎



傑作だ。
ラストは本当に見事。
惚れ惚れするようなタイミングでバサっと断ち切るように終わる。

シビれます。


この作品の若尾文子さんは最高に素晴らしい

異常にエロい。

「電気消してもよくって?」
「おビール頂いてもよくって?」
とゆーような台詞がエロすぎてたまらん。
エロい上に演技がすごい。

後半のシチュエーションは今井正監督の「不信のとき」と似てるが
やっぱり川島監督の方が不良度が数段上で(今井監督は生真面目)、
辛辣でシニカル。しかも天才。
「不信のとき」もシニカルだが、
この場合は今井監督とゆーよりも
有吉佐和子がシニカルだと言った方がいいだろう。

不信のときは本妻/岡田茉莉子との対決だった。
この作品は本妻/山岡久乃との対決。
当然、vs岡田茉莉子の方が女優同士の生々しいシリアスな対決になる。
vs山岡久乃の場合は全く違って、川島監督の戯作者っぷりが強く表に出て、
なんとも皮肉な喜劇的対決になる。
山岡久乃、すげー。

山村聡すばらしいなー。
どう見てもいつもの山村聰。
特に何かしてるように見えないのに、
何かがぜんぜん違う。
川島監督の色ですね。きっと。


1960年代の靖国の映像は資料的にも貴重なものだろう。
長野の「島々」の映像もそう。昔の長電バスが出てくる!


フランキー堺は「 幕末太陽傳 」(1957)と真逆の実直な小市民を好演。
寿司屋のシーンと酉の市のシーンは絶品。
大好きなシーンだ。
寿司屋のシーンは
性的な暗喩が散りばめられていて、見飽きない。

山茶花究、圧倒的に素晴らしい。
怪しさが全身から滲み出て全体にいい加減なおっさんなのに、
上品で極めて優美なところが最高。
小津監督の「 小早川家の秋 」の生真面目な役とは対極にあるような役だ。
すごい…。
役者としての幅。

川島雄三の大映での初監督作品。

これを皮切りに川島雄三と若尾文子のコンビによる傑作が大映で立て続けに撮られてゆく。
「雁の寺」(1962)「 しとやかな獣 」(1962)
目も眩むようなラインナップがたたみかけるように続く。


これはCSで録ったものが手元にあって、
数年ぶりに観た。
前に観た時よりもはるかに面白く観た。


昼食。レトルトカレー。

ローソンセレクト「大辛」ってやつなのだが、
「中辛」くらいにしか感じない。大辛じゃないじゃん。
むー。

午後はアイマスク付けてひたすら昼寝。
週末例によってNJOとフロイデ。
気になってスコア開きたくなるがぐっと我慢。
自分自身の体調を悪くしないことが優先。
休む。

夕食。ボレッキ。トルコ料理だそうです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018/04/26 01:51:35 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: