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かとう あきら

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2017/02/01
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カテゴリ: 日記

早起き。
市民芸術館へ。
NJO(ナガノジュニアオーケストラ)の本番。
8時50分に集合して楽屋入り。
こどもたち元気そうでよかった。

まず、早速リハ室で練習。
朝イチから不甲斐ない演奏をする管楽器をいきなり叱り飛ばし、
怒鳴りつけながら同時に励まし続ける。
時間がないので、
自分の身体のことはもう二の次三の次。
時間との戦い。
何としてもそこそこの格好にして
本番のステージに出さないといけない。

ようやくなんとなく格好がついてきたところで
ステージに移動してリハ。
で、おれはステージリハになっても、
引き続きこどもたちを
ホール中に響く大声で延々と叱り続け、
すごい勢いで説教する「怖い先生」のままだった。
ほんとはおれだって、本番前に怒ったりしたくない(泣)


弦だけのCapriolは、いい感じで鳴っていて、
約束事もきちんと守られていて、
まあまあな状態。
これなら本番も安心だ。

昼食。楽屋でお弁当をいただきました。


楽屋では足にフリースを巻きつけ、
おれのダウンと家内のダウンを両方かぶって、
ひたすら横になっていた。
とにかく体を温めて、休む。
それだけに集中する。

昼過ぎから開演。
中学生の合同バンドや
合同合唱、小学生の合同合唱などの発表。
オケは14時すぎから本番。

まず弦だけでCapriol。これはけっこういい音で鳴ってましたね。
こどもたちとしては
最高のがんばりを見せてくれた。
これだけの短期間で
よくここまでまとめてくれた。
素直に褒めてあげたい。
綺麗に響くホールで、
こどもたちも気分良さそうだった。
みんなよかったね。
弦合奏としては色々課題が残るが、
これはまた普段の部活で
気長に解決していくってこと。
楽器の構え方や奏法の問題なので、
時間かかる。


いよいよ管楽器も入って室内オケになって
劇場支配人序曲。
1年生中心の管楽器セクション。ホントによく頑張ったなあ。
本番が一番いい出来だった。
全員しっかり緊張感を保って約束事もできる限り守ってくれた。
ちゃんと古典っぽい吹き方になってました。
練習で高確率入り損なっていた木管のソロの部分も
事故なくうまくいった。

弦セクションは管に比べて10倍以上の時間かけて練習してるので、
いい感じに弾けてました。
この曲、ちょっと背伸びかなと思って選曲しましたが
みんなよく弾いてくれた。

弾けてくるとおれも欲が出てきて、
不満な点もたくさん出てきちゃう。
でも中学の段階でここまでいけば立派。

とにかくブラスの壁に阻まれて参りました。
毎年それで苦労するんだけれど今年は本当に参っちゃった。
ブラスの子たちにはオケの練習にもう少し参加できるようにしてあげて
丁寧に音楽造りをやらせてあげたい。
ブラスの先生たちは

この時期にオケは余計で邪魔

とあからさまに思っているので、
ひたすらブラス優先。
ブラス優先でいいさ。そりゃ当然。
アンコンもあるし合同ブラスもあるし、
時間ないのはわかる。
それでもこんなにもオケの練習に参加させないのは

間違ってる。


劇場支配人は4分くらいの曲でしょ。
10分あれば2回通してちょっと指示も出してあげられる。
どうして
「ちょっとだけオケの練習に顔出しておいで」
と言えないのか。
同じ校内にいるのになぜ来れない?
一分一秒でも長くブラスの部屋に閉じ込めてブラスの練習「だけ」させれば
こどもたちがもっと音楽が好きになって楽器が上手くなるとでも思ってるのか。

そんなわけないでしょ。

本番前の週に2回と本番の日だけで、
しかも1年生に劇場支配人の管楽器パートを演奏させるなんて、
そんな残酷なことがよくできますね。
かわいそうなのはこどもたち。
練習させないから、当然吹けなくて
弦の子たちに迷惑かけて、
吹けないから弦の子たちの前でおれにめっちゃ怒られて、
自分ができないことに悲しい気持ちになって傷ついて...。
これは、みんな大人のせいです。
こどもたちは1mmも悪くない。

もしかしたら一生に一度のオケ体験、
一生に一度のMozartの演奏体験になる子もいるかもしれない。
Mozartの音楽がきっかけで、オケがきっかけで、
新しい豊かな音楽の世界が開ける子もきっといるでしょう。

弦の子とお友だちになる子もいるかもしれない。

こーゆーこどもたちのチャンスを奪ってるのは大人だ。
そーゆーことを大人(特に音楽の教員)たちがもっと真剣に考えて欲しい。
こんなことなら無理に管を入れてオケなんかやらなければいい。
弦だけでやればいいじゃん。

演奏後、すぐに楽屋でみんなに挨拶。
管の子も弦の子も
とてもいい顔してました。

これで終わりかー。
さみしい....。

撤収して、おれはそのまま長野駅に直行。

16時23分のあさまにギリギリセーフで乗れた。
車内で飲んだビール350mlの美味かったこと!
ロング缶にすべきだったな。
大宮までずーっとこどもたちのことを考え続ける。
また会いたいよ。かわいい子たち!
移動中にアイザワ先生から整理券ゲットの連絡。
補助席。全然問題なし。ありがてえ。
初日でプーちゃんのトークもあるので、
Bisの研究員が大挙して押し寄せる中、
立ち見にならなかっただけでもラッキーです。
ありがとうございますー。感謝感激ですー。
(もしゲットできなかったら
上野オークラでおとなしく「 つちんこ 」観るつもりでした。)

大宮で乗り換えて湘南新宿ラインで新宿。
阿佐ヶ谷のホテルにチェックイン。
荷物置いて、20時ちょい前に東中野。
ポレポレ東中野へ。ちょっと道間違えて、
入場時間ギリギリに到着。
西口出たら右に出て坂を降りるのに、
左に出て坂を降りちゃった。
アイザワ先生を心配させてしまった。
すいません。

20時30分から
カンパニー松尾監督「 BiS誕生の詩 」すばらしかった!

真摯に女の子たちのドキュメントを作ってる。
Bisキャノのようなゲーム性は廃して直球勝負に徹してる。
個人的にはBiSキャノよりもこちらの方が好みです。
(BiSキャノにはBiSキャノにしかない面白さもあるんですが...)

当然のことながら、
スペシャ版とは厚みが全然違う。
女の子ひとりひとりの掘り下げが全然違う。
Who are you以降がひたすら圧巻。
感動的だ。

スチール写真も駆使しながら
素材を緻密に組み上げてゆく松尾監督の編集の見事さ、美しさ。
タートル今田監督の優しく包み込むようなインタビューと映像が基調になっていて、
いい感じの空気感で統一されてる(トークでも言及されてましたが)。

松尾監督と今田監督とプー・ルイちゃんの終演後のトークも最高でした!
楽しかったし、
このトークでこの作品の奥行きも広がった感じがする。
トーク聞けてよかったです。
プーちゃんが超可愛くて感動。
パンフに松尾監督、今田監督、プーちゃんにサインをいただきました。
贅沢!プ
ーちゃんにサインもらってるとき、
あまりにもプーちゃんが可愛すぎて超ドキドキしちゃって
プーちゃんを直視することができなかった。
アイドルって凄いな…。
持参したおれの宝物のDVD(UNDERCOVERJAPANとパラダイスオブトーキョー)にも快くサインして下さった優しい松尾監督。
大感激!ありがとうございます!
家宝にします!

阿佐ヶ谷駅前の富士そばで遅い遅い夕飯。
コロッケそば。生中。

ホテル戻ってシャワー浴びて
松尾監督のサインを眺めながら
ゆっくり缶チューハイ飲んで、寝る。明日も早い。
あまりに楽しい夜だったので、
昼の仕事の疲れを忘れていた。
ベッドに入った途端、忘れていた疲れが一気に襲いかかってきた。
気絶するように就寝。














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Last updated  2019/07/24 06:20:37 PM


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