元代表の穴

元代表の穴

PR

Calendar

Profile

かとう あきら

かとう あきら

Freepage List

Archives

2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03

Category

日記

(7211)

入院中

(29)

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

2017/11/02
XML
カテゴリ: 日記



終日自宅。
麻痺足のマッサージしたりしながら
ぼんやり勉強など。

増村保造監督「盲獣」(1969)観る。
いやあ、これは強烈だ。すげえなー。
カルトだ。
変態が極まってる。

江戸川乱歩の原作はもちろん既読。

若き緑魔子さん、超絶魅力的。
彼女の佇まいや雰囲気は今観ても全く古びていない。
今この瞬間にこのときの彼女が東京の街を歩いても、
違和感や古さはほとんど感じさせないはずだ。
全く違和感ないどころか、
超かっこよく見えると思う。
最近「​ いぬむこいり ​」の緑魔子さんの元気な怪演を観たばかり。
そのキャリアの長さは圧倒的だ。


盲獣 [ 船越英二 ]

船越英二氏、全盲の役。あまりに変態すぎて素晴らしい
千石規子、すごい。「野良犬」観たばかりだが、その落差に年月を感じざるをえない。
世の中の千石規子さんのイメージはおそらくこの作品のようなイメージで固まっているだろう。イメージ通りといえばその通りだが、そのイメージの中で極めて大きく踏み外した感じの特異な役。この作品は視覚障害者の息子を異常なまでに溺愛する母親役。超名演。
登場人物はこの3人だけ。シーンもほとんど大きなアトリエに限定される。
様々なサイズの目、口、鼻、乳、手、足の彫刻で床も壁も埋め尽くされた異様なアトリエ。この美術はすごい。
演劇的。
囚われたヒロインは徐々にこの異常な状況に絡め取られ、
最終的には全盲の主人公との
研ぎ澄まされた触覚だけの快楽に溺れてゆく
89分。サイズはコンパクトながらも強烈で重厚。
林光の音楽、素晴らしい。チェンバロが印象的。
触覚の快楽に耽溺し、それに慣れてしまうと、
徐々に身体を傷つけることで、より強い快楽を求めるようになる。
ヒロインはSMの果てに、
腕や脚を切り落として欲しいと要求する。
痛いだろうけれど、
楽しいから。気持ちがいいだろうから。

その向こうに見えるのは 「死」

クライマックスの残酷な場面は、
格調高くメタファーで描かれる。
血みどろな残酷描写にしなかったのもひとつの見識だが、
(東映なら元気よくやっちゃっただろう)
おれは増村監督らしい生々しく残酷な描写も観たかった気もする。

昼食。​ タマノ井 パーポー 60g ​​を使って豆腐あんかけ麺。
うまーい。

麺は​ オットギ サリ麺(1食入) ​を半分。
半分だとちょい物足りない感じだけれど、
これでいいのだ。

夕食

刺身蒟蒻、納豆の生春巻き
頂き物の手作り蒟蒻、めっちゃ美味い!
ありがとうございます(⌒▽⌒)


赤魚。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018/04/21 08:04:21 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: