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かとう あきら
長野市在住。かとうあきらのBlogです。 長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。 アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、 現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。
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2018/02/16
テーマ： 最近観た映画。(41055)
カテゴリ： 日記
2018/02/12
去年のスコーレの映画祭に続いて大森の柳英里紗映画祭参加。
おれは英里紗ちゃんを支えにこの週末のしんどい仕事三連チャンを何とかここまでこなせてる。
楽しい午後過ごして夜の仕事がんばる
市川準監督「 あしたの私のつくり方 」(2007)
市川準監督のラスト長編。初めて観ました。
ヒリヒリするような繊細な作品。
おれは市川監督の良い観客ではなかったが
「 つぐみ 」には心底打ちのめされた。
今でもこれは傑作だと思ってる。
「 BU・SU 」と「つぐみ」はおれのフェイヴァリットな作品。
（この二作の富田靖子さんと牧瀬里穂さんの輝きは
おれは「奇跡」だと思ってる。）
成海璃子ちゃんの、前田敦子ちゃんの、英里紗ちゃんの、
絶対にこの時この瞬間だけの輝きが最高の形で記録されてる。
市川監督のこーゆー才能は凄かった....
英里紗ちゃんの最初のハブられてるシーン。
黒い服でメガネで、いかにもハブられてるとゆー感じの地味さだが、
この時の英里紗ちゃんが「ものすごく」いいのだ。
あっちゃんもハブられて以後の方がものすごくいい表情が撮れてる。
クラスのハブられ役を英里紗ちゃんが抜けて、
あっちゃんがその後そのままハブられ役を引き受けるとゆー格好になる。
この映画の中のこのリレーは凄い。
英里紗ちゃんはあっちゃんなのだ。
現在の二人の中の良さを見ると、感慨深い。
「BU・SU」も「つぐみ」そーゆー傾向あるな。
監督はハブられたり、性格ブスだったり、
そーゆー問題のある時期の子を魅力的に撮るのが上手い。
だから「問題なし」でもなく「問題あり」でもなく
そのどちらでもないどっちかとゆーと「普通」にやってる成海璃子ちゃんは、
超絶綺麗に撮られているけれども、
この作品の場合はなんとなく損してる気もする。
「普通」でも家庭内に問題あったり、受験失敗したり、
問題は抱えているものの、あっちゃんや英里紗ちゃんのところまではいかない。
成海璃子ちゃんは柄本時生くんとの2人の芝居がよかった（兄弟役）
で、終映後は英里紗ちゃんと前田敦子ちゃんのトーク 。
営業的にはしゃいだりすることのほとんどない
ゆるぅーい、普通の感じのトークが素敵だった。
全く構えてるところのないふつーのあっちゃんがそこに居た。
（たぶん、あれが素のあっちゃんに近いのだと思う）
こーゆー普通の空気感で
ゲストも会場もふんわり覆ってしまう英里紗ちゃんはすごい。
黒に赤シャツが鮮やかで素敵でした。
スコーレの時と同じく橋野純平さんの乱入がうれしかった。
映画祭といえば橋野さん！って感じ。
「 素敵なダイナマイトスキャンダル 」絶対観る。
富永監督とあっちゃんの組み合わせなんて、
それだけでドキドキしちゃう。
おれは張り切って「アリーキャット」のチラシを持参してて、
英里紗ちゃんにサインしてもらおうと思ってたんだが....
サイン会はどうにも時間なくて泣く泣く断念。仕方なし。くそー。
新小岩へ。大森から新小岩、意外と近いな。
あっさり17時にはホテルにチェックイン。
さかたご夫妻に拾っていただいて江戸文。感謝。
足りなかったヴィオラ、みんなで頑張って集めてしっかり揃った。
弾ける人ばかりのようで、
この段階ですでにけっこういい音。うれしい。
こりゃ楽しみだ。
ブルックナー。全通し。
練習開始から一ヶ月で全通し。
で、全通しの一ヶ月後に本番。
一応、おれが思い描いていた通りです。
（実は予定より通しは一週間早いです）
通すだけで練習ほぼ終わるがそれでも通す。
数ヶ所軽く事故って返したが
一応問題なく通る。
構造が一応みんなわかって曲の見通しがあるから、通る。
1,2 楽章はなかなかの出来だ。ちょい驚く。
無理なく鳴ってるところ多く、良いです。
木管も自然に力まずスッキリいってるところは素敵だ。
弦の鳴りが良い。
本番一ヶ月以上前にこの感じは
フロイデとしては異例。楽しみ。
難しいところやどうしようもないところは
おれとしてはこれから一ヶ月の個々人の頑張りを信じるだけ。
信じてます！よろしく！
弦楽器の出席率の高さが素晴らしい。
あれ？今日は残念だなってことが今回はない。
エルザが凄い鳴りで、短いのに超しんどい。
もっと楽にやらなきゃダメだ。
そんなにfでもないのに、
やってる方の印象はもの凄い壮大な鳴りなのだ。
否応無く流れに巻き込まれていく感じ。
感動的すぎてなかなか難しい
コーラスが入ってきた時点から、
オケのオーラがいきなりトンデモなことになる。
ワーグナーの天才を思い知る。
おれが100倍くらいクールに職人的に振る感じが正しいね。
弦分奏一回あるので、ありがたや。
すぐホテル戻ろうと思ったが
全通しの出来にびっくりして、有志で飲み。
珍しい人も飲みに来て超嬉しかったし、参加してよかった。
こーゆーことがあるから、飲みはできるだけ出ておきたい
フロイデってこの時期にこんな風に通せるオケだったか？
ふしぎー
おれはこの日の練習ほぼ座らなかった。
交響曲の全通しは、立ってやった。
かなりしんどかった。足にくるね。
今日の最高のご褒美。わーい。
去年のスコーレの映画祭に続いて大森の柳英里紗映画祭参加。
おれは英里紗ちゃんを支えにこの週末のしんどい仕事三連チャンを何とかここまでこなせてる。
楽しい午後過ごして夜の仕事がんばる
市川準監督「 あしたの私のつくり方 」(2007)
市川準監督のラスト長編。初めて観ました。
ヒリヒリするような繊細な作品。
おれは市川監督の良い観客ではなかったが
「 つぐみ 」には心底打ちのめされた。
今でもこれは傑作だと思ってる。
「 BU・SU 」と「つぐみ」はおれのフェイヴァリットな作品。
（この二作の富田靖子さんと牧瀬里穂さんの輝きは
おれは「奇跡」だと思ってる。）
成海璃子ちゃんの、前田敦子ちゃんの、英里紗ちゃんの、
絶対にこの時この瞬間だけの輝きが最高の形で記録されてる。
市川監督のこーゆー才能は凄かった....
英里紗ちゃんの最初のハブられてるシーン。
黒い服でメガネで、いかにもハブられてるとゆー感じの地味さだが、
この時の英里紗ちゃんが「ものすごく」いいのだ。
あっちゃんもハブられて以後の方がものすごくいい表情が撮れてる。
クラスのハブられ役を英里紗ちゃんが抜けて、
あっちゃんがその後そのままハブられ役を引き受けるとゆー格好になる。
この映画の中のこのリレーは凄い。
英里紗ちゃんはあっちゃんなのだ。
現在の二人の中の良さを見ると、感慨深い。
「BU・SU」も「つぐみ」そーゆー傾向あるな。
監督はハブられたり、性格ブスだったり、
そーゆー問題のある時期の子を魅力的に撮るのが上手い。
だから「問題なし」でもなく「問題あり」でもなく
そのどちらでもないどっちかとゆーと「普通」にやってる成海璃子ちゃんは、
超絶綺麗に撮られているけれども、
この作品の場合はなんとなく損してる気もする。
「普通」でも家庭内に問題あったり、受験失敗したり、
問題は抱えているものの、あっちゃんや英里紗ちゃんのところまではいかない。
成海璃子ちゃんは柄本時生くんとの2人の芝居がよかった（兄弟役）
で、終映後は英里紗ちゃんと前田敦子ちゃんのトーク 。
営業的にはしゃいだりすることのほとんどない
ゆるぅーい、普通の感じのトークが素敵だった。
全く構えてるところのないふつーのあっちゃんがそこに居た。
（たぶん、あれが素のあっちゃんに近いのだと思う）
こーゆー普通の空気感で
ゲストも会場もふんわり覆ってしまう英里紗ちゃんはすごい。
黒に赤シャツが鮮やかで素敵でした。
スコーレの時と同じく橋野純平さんの乱入がうれしかった。
映画祭といえば橋野さん！って感じ。
「 素敵なダイナマイトスキャンダル 」絶対観る。
富永監督とあっちゃんの組み合わせなんて、
それだけでドキドキしちゃう。
おれは張り切って「アリーキャット」のチラシを持参してて、
英里紗ちゃんにサインしてもらおうと思ってたんだが....
サイン会はどうにも時間なくて泣く泣く断念。仕方なし。くそー。
新小岩へ。大森から新小岩、意外と近いな。
あっさり17時にはホテルにチェックイン。
さかたご夫妻に拾っていただいて江戸文。感謝。
足りなかったヴィオラ、みんなで頑張って集めてしっかり揃った。
弾ける人ばかりのようで、
この段階ですでにけっこういい音。うれしい。
こりゃ楽しみだ。
ブルックナー。全通し。
練習開始から一ヶ月で全通し。
で、全通しの一ヶ月後に本番。
一応、おれが思い描いていた通りです。
（実は予定より通しは一週間早いです）
通すだけで練習ほぼ終わるがそれでも通す。
数ヶ所軽く事故って返したが
一応問題なく通る。
構造が一応みんなわかって曲の見通しがあるから、通る。
1,2 楽章はなかなかの出来だ。ちょい驚く。
無理なく鳴ってるところ多く、良いです。
木管も自然に力まずスッキリいってるところは素敵だ。
弦の鳴りが良い。
本番一ヶ月以上前にこの感じは
フロイデとしては異例。楽しみ。
難しいところやどうしようもないところは
おれとしてはこれから一ヶ月の個々人の頑張りを信じるだけ。
信じてます！よろしく！
弦楽器の出席率の高さが素晴らしい。
あれ？今日は残念だなってことが今回はない。
エルザが凄い鳴りで、短いのに超しんどい。
もっと楽にやらなきゃダメだ。
そんなにfでもないのに、
やってる方の印象はもの凄い壮大な鳴りなのだ。
否応無く流れに巻き込まれていく感じ。
感動的すぎてなかなか難しい
コーラスが入ってきた時点から、
オケのオーラがいきなりトンデモなことになる。
ワーグナーの天才を思い知る。
おれが100倍くらいクールに職人的に振る感じが正しいね。
弦分奏一回あるので、ありがたや。
すぐホテル戻ろうと思ったが
全通しの出来にびっくりして、有志で飲み。
珍しい人も飲みに来て超嬉しかったし、参加してよかった。
こーゆーことがあるから、飲みはできるだけ出ておきたい
フロイデってこの時期にこんな風に通せるオケだったか？
ふしぎー
おれはこの日の練習ほぼ座らなかった。
交響曲の全通しは、立ってやった。
かなりしんどかった。足にくるね。
今日の最高のご褒美。わーい。
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2018/02/16 07:42:52 PM
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