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かとう あきら

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2018/03/16
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カテゴリ: 日記


終日自宅から一歩も出ずに静かに過ごす。
今週は週末まで 不要不急の外出は控えて
大人しく過ごすことに決めてる。
何もしないでただじっとしてるのもけっこうしんどい。
しんどいけど、動かない。
もちろん頭の中は本番の曲が物凄い存在感で渦巻くのだけれど、
そのことで頭がはち切れないように、
風通しよくするように気をつけてる。
難しい。

と思ったら腹痛で家内が早退してくる。
季節の変わり目ってことでしょうね。いろいろ不安定。
気温差がすごくて、身体がついていかない。
家内はしっかり寝て夕方にはだいぶ好転したようなので心配なし。

昼食キリンラーメン
キリンラーメン しょうゆ味 化学調味料不使用(90g)
好物を美味しく食べられるのは幸せだ。


夜は残り物で軽い夕食。
鈴木大介「脳が壊れた」読。
41の時に脳梗塞で倒れた著者の自分自身についての考察。
とてもおもしろい、興味深い。
鈴木氏は脳梗塞で左麻痺(軽度)
おれは脳出血で左麻痺(鈴木氏よりはかなり重度)なので、
まあ似てると言えば似てるか。
大きく異なるのは鈴木氏の場合は、
高次脳機能障害が大きな後遺症として残ったところ。

おれも発症後しばらくは高次脳機能障害の症状が「明瞭に」あった。
今はほぼ消えてる(と思う)。
注意障害とかね、
失認、失行とか、
(服の着方がわからなくなるとかありましたよ。あれは驚いた)
知的なレベルも一時的にガクッと落ちたはずです。
あのままだったら、今は間違いなく仕事できてないでしょう。


強いていえば発達障害の症状に似てるのかな...。

おれは身体の麻痺だけがしっかり残って、
高次脳の方は徐々に消えたんじゃないかと自分では思ってる。
退院後は病院で高次脳の評価も全くしてないので、
完治したのかどうか自分ではよくわからん。

まあ指揮とか指導みたいな超複雑なこともできて
まあまあ仕事になってるし、
レクチャーみたいなこともできてる。
まあ、状況的には完治に近いんでしょうね。
そこそこ良くなったのだろうと勝手に思ってる。

ところで、
著者の鈴木氏の奥様は発達障害だったりする。
著者は自分が高次脳になったことで、
奥様の障害のことについても理解がかなり進んだようだ。
そうだろうなあ。
おれもそうだ。
おれは中学の部活に関わったりする関係で、
発達障害の子とふつーに関わったりもするが、
やっぱり自分が高次脳の障害を経験したことで、
そーゆー子との接し方もちょっと変わったように思う。

この作品は終盤、発達障害の奥様のことが、
細かく詳細に描かれる。
闘病記でもありながら
素敵な夫婦愛の物語にもなってるのが独特。

発達障害の奥様のことを愛情を込めて丁寧に書きながら、
自分が倒れた原因についても考察して行くのだが、
この部分はおれには身につまされる文章だった。
改めて色々考えよう&考え直そうと思わされました。

読んでよかった本。
鈴木氏の奥様の文章も泣かせる!


脳が壊れた (新潮新書) [ 鈴木大介 ]



酒井麻衣監督「棒つきキャンディー」(2012)viceの配信で観た。

28分の短編。興味深く観た。
ヒロインがとても魅力的。
漫画との融合がおもしろい。
編集者との対話を軸に進んで行く物語
後味が素敵。
とてもいい感じ。おれは好き。
酒井監督の学校のシーンはこの頃から既にとても魅力的だ。
歌のシーンもうまく生かされている。
やっぱり酒井監督は最初からずっと酒井監督なんだなあ。






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Last updated  2018/04/27 04:49:57 PM


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