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かとう あきら

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2018/03/28
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カテゴリ: 日記
2018/03/26
次のチクルス ​のレクチャー原稿書く。​
この時期のスクリャービンの私生活がスキャンダラス過ぎて困った。
とんでもない男だ。
スキャンダラスなことについて詳細に語っていくと
音楽の話をする時間がなくなってしまう。
話す材料に事欠かないのはありがたいけれど....


スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス vol.3
2018/05/19
ピアノ:小山香織​
会場:長野市竹風堂大門ホール
14時開演
ぜひご来場ください!

スクリャービン
ソナタ第4番 Op.30、ソナタ第5番 Op.53



今日は身体のご機嫌ななめ。こんな日もある。
歩きの調子最悪。

午後は権堂シネマポイント
タルコフスキー監督の「​ ノスタルジア ​」(1983)を観た。
「サクリファイス」を逃したので、これは逃さない。

【中古】 ノスタルジア /オレーグ・ヤンコフスキー,エルランド・ヨセフソン,ドミツィアナ・ジョルダーノ,アンドレイ・タルコフスキー(脚本),トニーノ・グエッラ 【中古】afb



スクリーンではものすごく久々に観る。
公開時にシネヴィヴァン六本木で観て、
その後数回観てる。
タルコフスキー作品の中では
いちばん繰り返し観てる作品。
初めて観た時にはもっともっと長く感じた。
当時はタルコフスキーの時間感覚についていけなかった。
今観ると意外なほどコンパクトにまとまってる。
一種の「詩」のような作品なので
物語がどうのこうのって種類の映画ではないが、
久々に観ると周到に伏線が張り巡らされて、
かなりきっちりとした構造の作品であることがよくわかった。
普通にわかりやすい「物語」を探そうとして観ると、
却ってイライラしてつまらない。
探してもないし....

イタリアとソ連の合作。
脚本にトニーノ・グエッラ氏が関与していて
クレジットにお名前が出るのがうれしいし、ちょっと興奮する。

例によってひたすら美しい作品。
タルコフスキー節。
やっぱりこのラストシーンは凄い ​。
あまりにも有名だし
おれが特に言い添えることなど何もないです。

この映画については
理解できるとかできないとかゆー鑑賞の仕方は
そぐわないように思う。

一応タルコフスキーのその時の状況を知っておいて、
あとはこの作品で表現される「郷愁」の深さを全身で感じて、
作品のあまりの美しさに驚嘆できれば
それで十分なのではないかと思う。


耳を澄ますように観る映画。


エウジェニアの豊かなブロンドの美しさには毎度圧倒される。



涙を流すエウジェニアに奥さんが寄り添うシーンはすごいと思う。

おれは今回はホテルのシーンに特に心惹かれた。
特に奥に階段が見える廊下の場面と、バスルームの場面。

第九の使い方が凄い。
音楽の入り方と切り方がもの凄いと思う。


わんこかわゆす。
この作品は優れた「わんこ映画」でもある。

お客はおれ一人かと思ったら他にも居た。
平日午後にこれは立派。

夕食。野菜天。





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Last updated  2018/05/05 07:54:27 AM


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