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かとう あきら

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2018/03/30
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カテゴリ: 日記


午前、ソナタのピアノ合わせのレッスンする。
ブラームス。
レッスンとゆーか、ちょっと助言した程度。
これはいい感じにまとまりそう。楽しみ。

マキノ雅弘監督「悪名一番勝負」(1969)
「悪名」シリーズの第15作
ずっと観たかった作品。ようやく観た!


「悪名」は勝新の朝吉と田宮二郎さんのモートルの貞のコンビのシリーズだが、この作品にモートルの貞は出てこない。
おれは「悪名」シリーズは最初の2,3本しか観てない。
これは勝新演じる朝吉とゆー男を主人公にした完全に独立した作品。
それまでの悪名のシリーズとの関連は無いようだ。
共通してるのは勝新主役であることとその役名「朝吉」だけ。
田宮二郎とのバディ感が好きなのでその点はちょい寂しいが、
これはこれでよかった。

素晴らしかった。傑作と思う。
さすがマキノ監督

東映の「日本侠客伝」や「昭和残侠伝」の中の名作と比べても
全く引けを取らないどころか、
肩を並べる出来映え。驚く。
美術や照明が素晴らしくて、
大映の撮影所の底力をこれでもかってゆーほど見せつけられる。
重厚な画面。
同じ時期に日活で撮った二本(「牡丹と竜」「日本残侠伝」)よりも、
おれは大映の高い技術力の中で
監督が自由自在に振舞ったこの作品の方がより楽しめた。
女優陣は江波杏子、安田道代、小川真由美と超豪華。
この女優陣をマキノ監督が演出する。
いやあ、やっぱり演出力だなあと思う。有名な「型」から教え込む独特な演出スタイルも東映の作品よりよくわかる。
所作や視線の動きがいちいち魅力的で圧倒される。
マキノ演出に慣れている藤純子さんや南田洋子さんは
マキノ流が自然に身につきすぎていて、
ほとんど演出の存在がわからないところまで達してる。
安田道代さんや江波杏子さんを観ている方が
却ってマキノ監督の凄みがよくわかるし、新鮮だ。
江波杏子さんはこの作品でも女壷振りの役。
同じ時期に「女賭博師シリーズ」もやってるので、さすがに堂に入ってるが、
同時にマキノ監督の演出の素晴らしさもよくわかる。

でも、特筆すべきは安田道代さん。超絶魅力的で悶絶。
美しくて可愛くて色っぽい。やられた。
これは安田さんの出演作の中でも出色の一本だろう。

おれが大好きな山下耕作監督の大傑作「博奕打ち いのち札」
の凛とした彼女もすばらしかったけれど、
おれは「一番勝負」の方が総合的に魅力は上だと思う。

悪名一番勝負 [ 勝新太郎 ]

田村高廣さん、兵隊やくざに続いてここでも勝新とコンビ。
マキノ印の津川雅彦さん、
こーゆー感じの役は東映でもやってる。
こーゆーのやらせたら右に出るものなし。

悪役陣は水島道太郎、内田朝雄、河津清三郎さんと盤石の布陣。ほぼ東映と変わらない。
金子信雄 さん、辰巳柳太郎さんはうれしい。

大映で撮ったもう一本「玄海遊侠伝 破れかぶれ」も絶対観よう

玄海遊侠伝 破れかぶれ [ 勝新太郎 ]

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昼食は韓国のカップ麺。
ミニオンズのコーンチーズタンメン。
すっごいチーズな感じでした。
けっこう美味かった。

【韓国ラーメン】【 ミニオン コーンチーズタンメン 93g 】 韓国食品 カップラーメン インスタント麺


ミニオンが浮かぶ。かわゆす。

午後は延々と小山先生の準備。



夜ちょっと打ち合わせあり。
夕食、​ メウンタン








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Last updated  2018/05/07 07:47:21 AM


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