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かとう あきら

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2018/11/05
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カテゴリ: 日記


昼過ぎの「しなの」
昼食は車中でチューハイ、コンビニの安いのり弁。
ただ映画を観ることと「ヴェニスの商人」を読むためだけに名古屋へ。
秋の風景を楽しむ。
車中はひたすら読書、シェイクスピア。

名駅着

まずスコーレへ。
「いつも月夜に米の飯」と「アーリーサマー」の整理券無事にゲット。

「​ シェフ ​」で腹ごしらえ。
デラックスシェフ950円
大満足。今度は「デラカン」ってのを食ってみたい。
たぶん「デラックス+カントリー」とゆーことかな。
またはデラックスなカントリーとゆーことか。

もちろん名古屋弁の「でら」も意識してのネーミングだと思うが...

19時10分から
加藤綾佳監督(2018)「​ いつも月夜に米の飯 ​」

古典的な居酒屋人情喜劇の感じをちゃんと踏まえて、
新潟の食の素晴らしさをアピールするご当地映画としても秀逸。
地元愛に溢れ、隅々まで丁寧に撮られた秀作。
話の進め方でちょびっと「ん?」と思うところも
確かにあったけれど、
おれは好きな作品です。
丁寧に愛おしむように撮られるごはんのシーンが素晴らしい。
特に「作る」シーンが素敵だなあと思った。
腹が減って困っちゃう映画。

そして、家族の映画でもあり、
ちゃんとキュンキュンする恋愛映画にもなってる。
[女なんて誰か好きになったらめんどくさい生き物なんだよ]
とゆー「おんなのこきらい」で克明に描かれた女子のめんどくささを
もう一歩先に進めてホラーに近い領域に入って、
コメディの領域にすら接近してる
(母親の婚礼の場面のつかみ合いは
もはやクレイジーなドタバタ爆笑コメディだ)

恋をしたらみんな「基地外」ってのは非常に普遍的で古典的なテーマ。
シェイクスピアの昔からそーゆーことを表現した名作は世界に数多ある。
最近の日本映画では「恋クレ」もそうだし、
「寝ても覚めても」もそうだった。

この「いつも月夜」は相当に異様で極端なラブストーリーだが、
「恋クレ」まで強烈に振り切れてもいないし、
「寝ても覚めても」のように前衛的でもない。
それでも十分に異常だと思うけど....
寅さんやトラック野郎みたいなのが好きな
ごくふつーのおっちゃんおばちゃんにもしっかり楽しめる
わかりやすい娯楽作に仕上がってるのが素敵だ。
新潟で多くの人に観て
楽しんでもらえるといいなあと心から願う。
長野市でも公開されるといいな。
おれは長野市だから、
新潟は距離的にも心情的にも近い場所だ。
だから、新潟出身の監督にも、ヒロイン千代里の山田愛奈ちゃんにも
すごく親近感がある。

山田愛奈ちゃん美しいなー。

最低。 」の時も良かったけれど、
がっつり主演する本作で
おれはちょっとやられちゃったな。
すごく端正な美少女だけど、
演技の感じからすると、
内面には強靭でエモーショナルなものを秘めてるように思う
素敵だ

久々の高橋由美子さんに驚く。すごく良かった。

角替和枝さん(合掌)、小倉一郎さんをはじめとする
居酒屋常連たちもよかった。

「おんなのこきらい」の感想はこちら





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Last updated  2018/12/16 02:41:28 PM


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