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2018/11/07
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カテゴリ: 日記


ついに11月

寒すぎる朝。
長野市で初霜、初氷を観測。
ついに我々麻痺患者にとって最悪の季節が来てしまった。耐える季節。一気に調子悪くなる。筋緊張高まり、歩様もむちゃくちゃに悪化。

午前、病院。リハビリ。ダメダメ。担当さんはこの時期の麻痺患者はみんな同じなので、どんなに調子悪くても全く動じない。淡々としたもんです。
今日は足よりも上肢が問題。
寒くなって一気に固くなった。

一度帰宅して昼食&休養。
調子悪い(^^;;
中本&セブンの「辛旨焼きそば」
https://iyec.omni7.jp/detail/4902105243848
いやあ、中本&セブンのクオリティ相変わらず高いなー。おれはもっと辛いのがいいので、
焼きそばの「北極」版の出現を心待ちにしてる。

午後、実家へ。
レッスン。

帰宅。
夕飯はソイ塩焼きやおからサラダ。
ソイ、抜群に美味しい。
おからのサラダうまいなー。簡単で良い。



若松孝二監督「​ 犯された白衣 ​」(1967)観る。
唐十郎さん主演の歴史的名作。
57分。パートカラー
タイミング悪くなかなかスクリーンで捕まえることがができなかった作品。ようやくレンタルDVDで観た。このDVDはレンタルなのに特典充実してて得した気分。監督のインタビューと根岸吉太郎監督と若松監督の対話(音声のみ)が入ってる。
驚愕の傑作。マジびっくりだ。

犯された白衣 [ 小桜ミミ ]
海辺の病院の看護婦寮で、少年(唐十郎)が次々と拳銃で看護婦たちを殺していくとゆーシンプルな密室劇。みっともなく命乞いをする看護婦を「ゲス」と言い放って容赦無く拳銃で撃ち殺してゆく。が、一人だけ殺さない子がいる(この子だけがみっともなく命乞いせず、終始淡々としている)。ラスト、円環状に並んだ死体の真ん中で、その殺さなかった女の子の膝で胎児のようにうずくまる少年(上の画像)
パートカラーの使い方が秀逸。ポエムだ。
(当時パートカラーは一般的にエロシーンだけに使われていたが、この作品のカラーはエロシーンには使われない。)
特典のインタビューでも監督がハッキリ語っているように、まさに「胎内回帰」がテーマの作品。子守唄は流れるし、はっきりと母恋的な映像も出現する。誰が観ても「胎内回帰願望」の話なんだなってことはすぐわかるようにできてる。すごくわかりやすい。
非常に抒情的な美しい作品。
通常の若松プロの作品より抒情が表に出てる感じなのは、唐さんが脚本にも関与してるせいかもしれない。
この時期の若松プロの作品の中ではかなり観やすくわかりやすい部類に入る作品と思う。
レンタルでも特典でがっつりこの作品について若松監督が語っているし、レンタルもおすすめ(セルの特典はもっと充実してるのかなあ)。


インタビューで
若松監督がパートカラーのことをうれしそうに
「パッとカラー」と言ってるのが印象的。

若松孝二&足立正生監督「赤軍-PFLP・世界戦争宣言」の感想はこちら

若松孝二監督「​十三人連続暴行魔​」の感想はこちら

若松孝二監督「松居一代の衝撃」の感想はこちら

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Last updated  2018/12/20 04:55:09 PM


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