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かとう あきら

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2019/01/01
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カテゴリ: 日記

あけましておめでとうございます。
いつもこのブログに寄って下さる皆さんありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

朝、実家。
新年の挨拶して、お神酒を頂きお雑煮。


昼食、蕎麦。昨日食わなかった蕎麦 ​。

午後、長野ロキシーへ。
今年一本目の映画。
窓口で気が付いた。
今日は映画の日だった。
そうだよ、そういえば元旦だもんな。
塚本晋也監督「​ 斬、 ​」(2018)観る。
長野の上映もうすぐ終わってしまうので、
焦って駆け付けた。

剣術の腕は抜群なのに、
人を斬れない若き浪人の物語。
新撰組の頃のお話だから世の中めちゃ血なまぐさい時代なのでこーゆータイプの浪人は珍しい存在と言ってもいいかもしれない。更にこの若者はイケメンで人柄はいいのに、いつも何だか間が悪く、煮えきらない。
ヒロイックなところは皆無。
世の中の一般的な若者と同様、
全くスッキリしない悩める存在。

「殺す」とゆーことについて徹底的に考察してゆく。
刀(剣)はその象徴。
刀の煌めき、刀の音...

全編を貫く高い緊張感と熱量。

驚くほどの「野火」との地続き感。
「野火」の一種のヴァリアンテと言ってもいいかも。

さすがにここは剣を抜いたほうがいいだろうとゆー場面でも抜かないのでフラストレーション溜まりまくり。
正義の剣は痛快に炸裂したりしない。
ものすごくイライラする。しんどい。
確かに「殺す」ってことはそんなに簡単じゃない。
まさにそこがこの作品の核心なのだからイライラは当然。こーゆーところが耐えられない人も多かろう。観客を超イライラさせ、その上深く考えることを観客に強いるのに、解は一切提示されない。とても疲れる。
おれは観てよかったです。
例によってサウンドが凄い。圧倒的。

監督の演技、やっぱり素晴らしいなあ。
池松壮亮くん、凄い。気合い入ってても力むことなく佇まいが常にスッキリ端正なところが素敵。
蒼井優ちゃん、よかったー。出色の蒼井優ちゃん。
魅力的。
カニのごときご尊顔の中村達也さん。
「野火」も怖かったけど、これもめちゃ怖い。

壁の隙間越しの、指だけのコミュニケーション(濡れ場)のエロいこと!


監督の絵葉書をいただきました。かわゆす。

「野火」の感想はこちら




続く






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Last updated  2019/05/06 07:34:37 PM


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