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かとう あきら

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2019/02/03
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カテゴリ: 日記
2019/01/28

申告の作業そのものの方が
事前準備に比べるとまあまあ楽。
なんとか午前のうちに送信完了。
受付を確認してほっとした。
全体にもうちょいわかりやすくてもいいと思う...
ああ、ホントに疲れた。




若松孝二監督「胎児が密猟する時」(1966)
DVDで鑑賞。
よく知られた名作。おれは今まで縁がなく初の鑑賞。
主演の山谷初男さん、若き日の名演。
クールでかっこいい。
役名が丸木戸定男(マルキ・ド・サド?)とゆーだけに、全編が徹底的にサディズムに彩られた作品。
アパートの一室から全く出ない。
監督はスタッフもキャストも全員撮影場所のアパートに閉じ込めて数日間監禁状態(合宿)でこの作品を撮ったとのこと。(「実録連合赤軍」も似た手法だった)。すごい。撮影現場全体を作品と同様に監禁状態にしてしまう。
若松プロではよくある密室劇だが、
これはかなりの息苦しさだ。ものすごい凝縮力。
登場人物は基本的に男女二人だけ。
一時期流行した密室監禁調教モノ(完全なる飼育シリーズ)の先駆的作品ってことになるだろう。
後年に若松監督が撮った「完全なる飼育 赤い殺意」はおれは未見。ちょっと興味あるな。


超低予算だが、モノクロの撮影が非常に美しくて、
アングルも照明も工夫されていて、
安っぽさは皆無。
これを今の観客が予備知識なしで観たら、
これが「ピンク映画」だってことは気がつかないかも。
ただ単に前衛的な芸術映画だと思うだろう。

特典に若松監督のインタビュー。
若松プロのDVDはレンタルでも特典が入ってること多く、
国営系のDVDもけっこうそーゆーのがある。
良心的だと思う。素敵な配慮。

やっぱり「母恋」「母胎回帰」のような感じになっていくのが若松監督らしい。



音楽は幻想交響曲が多く使われる。途中、エロイカも出てくる。山谷初男さん演じる主人公がエロイカの第一主題を口ずさんだりする。このエロイカの使い方は印象的だ。



胎児が密猟する時 [ 山谷初男 ]






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Last updated  2019/08/04 10:11:24 PM


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