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かとう あきら

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2019/02/13
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カテゴリ: 日記

暗黒への転落 ​」(1949)観た。
ハンフリー・ボガート主演の法廷劇。
ノワールっぽい雰囲気。
派手な作品ではないが、
魅力的な細部に溢れて、テンポもいい。
おもしろかった。

貧民街出身の青年が警官殺しの罪で告発される。
青年の無罪を信じる弁護士役をハンフリー・ボガート。
この弁護士自らも貧民街出身だったとゆーところがミソ。青年の身の上に同情を寄せながら、
「社会の責任」
とゆー視点を強調して青年を救おうとする。
貧しさに絶望してゆく青年の描写の積み重ねが凄い。
イタリア系の青年なので、
ちょっとゴッドファーザーっぽくもある。
青年の恋の描写は素敵だ。
ちょっと「夜の人々」のボウイとキーチの感じも漂い
心踊る。
社会の貧困が問題なのではないか
とゆー主張の積み重ねが丹念にされて行くが、
「そうだね、貧困ダメ」
とゆー短絡的な結論にならないところがこの作品の良さ。ニコラス・レイ監督、ビターでクール。
貧民街のアル中の気のいいおっちゃん、良い。





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Last updated  2021/05/18 06:04:46 AM


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