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かとう あきら

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2019/07/21
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カテゴリ: 日記



 森谷司郎監督「​ 八甲田山 ​」(1977)

何度目かの鑑賞
劇場で二回、テレビで一回。たぶん。
もともと好きな作品だ。
新田次郎氏の原作ももちろん既読。学生時代に熟読した。

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) [ 新田 次郎 ]
今回がいちばん感動した。
それは、春日太一さんが「ぷらすと」で
この作品について詳細に語った動画を
何度も視聴していたからだと思う。
春日さんのお話に触れていなかったら、
こんなに心動かされなかっただろう。
春日太一さんに心から感謝してます。

やっぱり凄まじすぎる作品。

白い地獄....。

多くの言葉は要らないように思うので
あまり詳しく書くのはやめる。
この名作を大きなスクリーンで再び観られたことに
ただひたすら感謝。
おれはこの作品を知っているので。
まず、健さんと北大路さんがくつろいで酒を酌み交わす
あたり目頭が熱くなってしまう。

終盤の健さんの涙のシーンで号泣(台詞が滑らかに出ないくらい健さんが泣く。こんな泣き方の健さんは異例だ)。
このシーンでこんなに号泣したのは初めて。
嗚咽が漏れそうになるのを必死でこらえながら泣いた。

芥川也寸志先生のスコアのあまりの素晴らしさに、
改めて圧倒される。
感動的すぎる音楽。
そうそう、そして↓の動画はおれにとって特別な映像。
小松先生の指揮による八甲田山(泣)

秋吉久美子さんの精霊感。
雪ん子とゆーよりも、明らかに雪の精だ。
この場面、好きだー。
どうしてもちょっとうるっときてしまう....

それにしても、ものすごいオールスターキャスト。
このキャスト陣が冬の八甲田で「本当に」遭難しなくてよかった....
と心から思う....
冬の八甲田は怖い。

当時の日本陸軍の悪い面について考えさせる。
もちろん、現代にも同様な組織論についても...

今はたぶんこんな撮影できないなー。
70年代の日本、いろいろ不自由で不穏だったけど、
表現は今よりも思い切ったものが多かったように感じる。



八甲田山 HDリマスター版 [ 高倉健 ]


ただひたすら圧倒的。

とにかく春日さんに感謝です。

森谷監督の「 動乱 」も久々に見直してみようかな...。

帰宅していろいろ準備。
直近の7/27メンデルスゾーンのこと (みなさまぜひご来場ください!)
「ユダヤチクルス」最終回のこと。
来年のチクルスのこと。
再来年のチクルスのこと。
部活のこと。
そしてブラームス、リスト、バルトーク(エネルジコ)







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Last updated  2019/07/21 05:58:48 AM


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