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かとう あきら

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2019/09/30
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カテゴリ: 日記
2019/09/19
資料を読み、観る。しんどい。

ベルインマン「 野いちご 」(1957)観る。
女性客多く♂はおれ一人。
シネマポイントはこーゆー名作を地道に継続的に上映してくれるありがたい映画館。ここはヨーカドー撤退しても続いてくれといいなあ。
平日昼だし、もちろん大都市のような客入りではない。
それでも最近じわじわとほんの少しずつお客さん増えてるような気がする。
ベルイマン継続的に観てる人、けっこういらっしゃるようだ。よくベルイマンの時に見かけるご婦人も確かにいる。時々若い女子もいたりして頼もしい。
学校サボってきてるような高校生みたいなのがいないのは
ちょい寂しい気もする.....
まあ、マジメに学校行ってて偉いのかもしらんけど。

とても良かった。
言わずと知れた名作なのでくどくど書かないが、
非常におもしろく、刺激的。
独特な夢幻的ロードムービー。
ベルイマンはホラーっぽい描写もすごいなー。
序盤の棺桶積んだ馬車のシーンもそうだし、
試験の場面もそう(若干)。ちょいカフカっぽい。

コメディ描写もうまくて、ホラーもうまいのがベルイマンなんだなー。初期作をまとめて観ることができて、ようやくそーゆーことがわかってきた。
ヴィクトル・シェーストレム素晴らしい。
家政婦のおばちゃんアグダ(ジュリアン・キンダール)が超素敵。
イングリット・チューリン、美しい。
主人公の名前(イサク)や、許嫁の名前(サラ)など宗教的目配せも多い作品。イチゴはもちろん、針のない時計、棺桶、馬車などなどなど、暗喩にも満ち溢れてる。いろいろ考えれば考えるほどおもしろい作品のようだ。いずれまた観て考えたいと思う。







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Last updated  2020/07/25 06:57:13 AM


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