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かとう あきら

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2020/06/09
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カテゴリ: 日記
2020/05/17
相生座ロキシー ​へ。
ラジ・リ監督「​ レ・ミゼラブル ​」。
めちゃ良かった。傑作。
あっとゆー間の104分。

ものすごくリアル。
ドキュメンタリーっぽいタッチ。

おれはヨーロッパに滞在経験あって、
大都市近郊の街の感じが肌でわかるので、
たぶん一層臨場感あったと思う。
今ヨーロッパにいる人はより一層そうだろうと思う。

パリ近郊の貧困層の若者たちは
自動的に不良化して暴力に傾斜してゆく。
それを取締る側もそれ以上に暴力的になる。
そうした若者たちの心の隙間に
ISISが巧妙に入ってくるのだし、
これがドイツだとネオナチだったりとかするわけだ。
テロのメカニズム....
イスラムの教えは過激で暴力OKな派閥を別にすれば、
基本的に非常に平和的で結構なモノだ。
ネオナチの思想は絶望的に間違ってるが、
基本は故郷を愛し、
生真面目で規律を重んじて健康志向だったりする。
良い面 だけ 見れば
暴力的で自暴自棄な若者の腐った性根を
叩き直すことのできるシステムなのだ。
おれはわかりみが深すぎて
もう、ぐったりだった。
おれの留学時代どころか
ジャンバルジャンの時代から
あまり変わっていない現実...
むしろ問題が複雑化していることに暗澹とさせられる。
思い当たること多すぎで、合点いきまくり。
日本だとネトウヨとか....まあ、いろいろ。
イデオロギーだったり、
宗教だったりナショナリズムだったり...。
この作品の舞台はパリ郊外だが、
問題点は世界中どこでも似たようなものだ。
虐げられてる人たちは結束せず、
逆に足を引っ張り合ったりする。
こーゆー状況だからこそ
虐げられている者同士で協力し合う方がいいのは自明だ。
でも、絶対そうならない。
悲しいね。
今のヨーロッパに特に関心がない人でも、
この作品はおもしろく観られるだろう。
サスペンスとして、
ちょいひねった刑事モノとして。

留学中の子はもちろん、
特にこれからヨーロッパ留学とかする人は
観るべき作品と思う。ぜひ。
留学して状況がわかってくると、
この映画で観たことが、
ほぼそのままであることに驚くと思う。

ドローンの使い方が最高。
サッカー。
サーカス。
ケバプ家。


ポルカドットカフェ ​の惣菜買ってきて昼食。
美味しい!
たっぷり食う。めちゃ美味い。
タゴールの「園丁」を久々にじっくり読み返す。

今回は仕事絡みではなく、
純粋に自分の楽しみのために。
タゴール・ソングス 」観るつもりなので、
一応読み返しておこうかなと思って。
おれはツェムリンスキーの関連で
30の「おまえは夕暮れの雲」という詩に一時期没頭した。それで「園丁」全体も読んだのだ。
(けっこう最近のこと)
『お前はわたしのもの、わたしのもの』
とゆーリフレイン...



物語っぽいちょい長めの詩や短い詩が並ぶ(85編)
あまりの美しさに改めて心打たれた。

「タゴール・ソングス」の予告でも使われる85編目の
「あなたは誰ですか。いまから百年後にわたしの詩を読んでいるあなたは。」
という詩は、感動的だ。

タゴールが時をこえて語りかける。

「かつて生きる喜びが春の朝をうたい、その嬉しい声が百年の時をこえてあなたにとどいて、この喜びをあなたが心の喜びのうちに感じとってくださいますように。」



今日の東京の感染5人。すごい。少ないじゃん。





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Last updated  2021/05/04 09:23:30 PM


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